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ガスがたまる(過敏性腸症候群:IBS)を改善または克服

2010-02-02

ガスがたまる」について

ガスがたまる(過敏性腸症候群:IBS)ガスがたまってお腹が苦しい」

「便通の調子が良くない」

「下痢が止まらない」・・・。

ガスがたまる」をはじめ、腹痛や便通異常などの消化器症状が続くので、身体的な検査をしてみても異常ナシと言われてしまう─。

最近、老若男女を問わず、そんな「ガスがたまる」などの“原因不明のお腹の不調”を訴える人が急増しています。

お腹にガスがたまって、似たような症状に困っているという方は、もしかすると「過敏性腸症候群(IBS: Irritable Bowel Syndrome)」かもしれません。

IBS(過敏性腸症候群)」の大半の原因は、ストレスと言われています。
ガスがたまる IBS(過敏性腸症候群)」症状がより深刻になる前にストレスを解消・軽減できる環境づくりを心がけましょう!

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IBS(過敏性腸症候群)とは

一般的に「ガスがたまる」症状は、IBS(過敏性腸症候群)の中でも「ガス型」といわれるタイプに分類されます。

IBS(過敏性腸症候群)とは、「腸機能の異常によって起こる便通異常やそれに伴う腹痛等の症状のこと」です。
胃腸の検査をしても原因となる病気が見つからないのに、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどを繰り返し起こします。

以前は大腸機能の異常によって引き起こされる病気とされ、IBS(過敏性腸症候群)と呼ばれていましたが、最近では大腸だけでなく小腸にも関係することなどからIBS(過敏性腸症候群)と呼ばれています。

IBS(過敏性腸症候群)は、症状に応じて便秘型・下痢型・交代型・ガス型の4つのタイプに分けられています。

便秘型の場合は、何日も排便ができず、お腹が苦しく、出てもコロコロしたウサギの糞のような便しか出ません。

下痢型の場合は下痢が止まらず、1日中何度も何度も頻繁にトイレにかけこまなければなりません。

交代型は何日も便が出なくなったかと思うと、今度は下痢に悩まされます。

ガス型はガスが腸内にたまり、お腹がひどく苦しく、頻繁にガス(おなら)が出ます。

そして、どの症状にも大抵腹痛を伴います。

<IBS(過敏性腸症候群)の4タイプ>

  • 便秘型
    何日も便秘が続き、コロコロした小さな便しか出ない症状
  • 下痢型
    少しでもストレスや不安を感じると、下痢を引き起こす症状
  • 交代型
    腰痛、腹部の違和感があり、下痢と便秘が交互に現れる症状
  • ガス型
    過剰なストレスでお腹にガスがたまる症状

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IBS(過敏性腸症候群)によく見られるケース

IBS(過敏性腸症候群)の年齢層は幅広く、思春期から40代を中心に50代までに多く、60歳以上の高齢者には少ない病気です。

ただ、最近では小・中学生にも増えつつあり、特に進学校の生徒に多いと言われています。

一般的には、日本人の約10%がこうしたIBS(過敏性腸症候群)の症状を持っており、女性患者は男性患者の3倍ほど多いと言われています。

また、男性は下痢型、女性は便秘型の傾向があるようですが、これは必ずというわけではなく、逆のケースもあるようです。

IBS(過敏性腸症候群)の症状の多くは、ガス(おなら)がよく出る、下痢、便秘あるいは下痢や便秘の交互の繰り返し、腹痛の伴った下痢や便秘など、すぐトイレに行きたくなり、それが1日の間に何度も起こるため、通勤・通学の途中で何回もトイレに駆け込まなければならない状況が起こります。

特に下痢型とガス型では、症状の出現を恐れて登校や出社、外出が制限されるという事態が生じます。

トイレのない所へ行くことを極度に恐れ、トイレのない列車に乗れないという事態が生じます。

デパートへ行ってもトイレの場所を確認してからでないと買い物ができないなど、日常生活の行動が制限されてしまうのです。

また、「ガスが出て困る」という悩みを抱えている人の中には、「ガスが出て、その臭いのために周囲の人から嫌われる、または自分が周囲に迷惑をかけてしまっている」という思いから、さらに深刻に悩み、その結果、通常の日常生活ができないほどの精神的負担を抱えて、メンタル面に支障をきたしてしまうケースも多くあります。

排泄器官にかかわる症状であるために恥ずかしい思いをしたり、無知な心無い人々のために肩身のせまい思いをさせられたりしているのが現状です。

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IBS(過敏性腸症候群)の原因

このIBS(過敏性腸症候群)を引き起こす原因としては、さまざまなものが考えられますが、その中でも、どのタイプにも共通し、もっとも大きな影響を占めている要因があります。

それは「心理的ストレス」です。

実際、IBS(過敏性腸症候群)の患者さんの85%以上が何らかのストレスの影響を受けていると言われています。

最近の研究では、脳と腸には密接なつながりがあることが明らかになりつつあります。

腸と脳は、「脳腸相関」といって、密接な関係があります。
というのも、腸には脳と同じ神経が多く分布し、それらは自律神経でつながっているからです。

脳が感じた不安やプレッシャーなどのストレスは、自律神経を介して腸に伝わり、運動異常を引き起こします。
また、ガス過多や下痢・便秘などの腸の不調も、自律神経を介して脳にストレスを与えます。

つまり、脳腸相関によって、ストレスの悪循環が形成されるのです。

IBS(過敏性腸症候群)の場合は、特に腸が敏感になっていますから、ちょっとしたストレスにも反応します。
また、少しの腹痛でも脳は敏感にキャッチし、不安も症状も増幅していきます。

<IBS(過敏性腸症候群)チェック表>
□ 腰痛を伴う下痢(便は泥状、粘液が出ることがある)
□ 便秘、あるいはベンチと下痢を交互に繰り返す
□ 時々、うさぎの糞のような便が出る
□ 排便後は腹痛が収まることが多い
□ 排便後、残便感はあるが、便は出ない
□ ガスがたまりやすい
□ 午前中の腹痛が多く、午後からは回復する
□ 体重の変化はなく、食欲も普通にある
□ すぐトイレに行けない状況で症状が出る
□ 睡眠時や休日には症状が出ない
□ 症状が1カ月以上持続している

上記のような症状が現れた場合には、IBS(過敏性腸症候群)に対する注意が必要です。
ご自分やお子さんなどにこうしたIBS(過敏性腸症候群)かもと思えるような兆候がしでも感じられたとしたら放置しないことが鉄則です。

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IBS(過敏性腸症候群)に対する治療法

IBS(過敏性腸症候群)の治療法は、症状が多岐に渡っているため、それぞれの症状に合わせた治療法が必要となります。

IBS(過敏性腸症候群)のガス型・便秘型の症状には、運動習慣をつけることによって、ガスだまりや便秘症状の改善が期待できます。

運動中は交感神経優位の状態となり、運動後は疲労の回復と栄養の吸収のために副交感神経優位となります。
その結果、消化運動に関係する自律神経系に刺激を与えることができるのです。

また、IBS(過敏性腸症候群)のガス型には食事療法も効果的です。
1回の食事に摂取する量を減らしたり、食物繊維を食事に多く取り入れることで病状が改善する場合があります。

ただ、食物繊維に関しては、摂取することでかえって症状を悪化させてしまう場合もあるので、体に合わない場合は控えた方がよいでしょう。

IBS(過敏性腸症候群)の症状を悪化させるものとしては、カフェイン・乳製品・アルコール・タバコなども挙げられます。

IBS(過敏性腸症候群)の下痢型には、下痢止め薬・ペパーミントオイルなどのアロマオイルが効果的とされています。

また、ガス型などのIBS(過敏性腸症候群)の治療には抗不安薬や抗うつ薬を処方することもありますが、これらの場合は心療内科などで心理カウンセリングを受ける必要があります。

IBS(過敏性腸症候群)の症状の治療法の効果が現れるまでには長い期間が必要となります。
そのため、当然スグ治るというものではありません。

IBS(過敏性腸症候群)の治療に当たっては、症状を担当医に十分に伝え、ガス型・下痢型などIBS(過敏性腸症候群)の症状に合った治療をしてもらいましょう。

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ガスがたまる」「ガスの臭い」症状を軽減する方法

腸内には数百種類、約100兆個という膨大な数の腸内菌が存在しています。
これらの腸内菌の集団は、植物が群れているように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

この「腸内フローラ」には、ビフィズス菌などの乳酸菌に代表される「善玉菌」、ウェルシュ菌のような「悪玉菌」、そして健康なときには善玉菌に味方し、不健康なときには悪玉菌につくといった中間型の日和見菌がバランスを保って住み分けています。

「善玉菌」が優位だと腸の健康が保たれているため、ガスが出ても強い腐敗臭はしにくくなります。

逆に「悪玉菌」が優勢だと腸内を寝床にして、体調を悪化させる有毒なガスを発生させます。
これがガスの臭いが強くなったり、ガスの発生量が増える原因となります。

つまり、ガスの臭いと量を軽減するには、腸内の善玉菌を増やして優位にし、悪玉菌が繁殖しにくい腸内環境を作ってあげればよいのです。

善玉菌を優位にする方法として一般的によく言われているのが「ヨーグルト」です。
ヨーグルトは確かに「善玉菌」を増殖しやすい働きがありますが、食べた人の腸内環境によっては効果が出ないこともあります。
それは、乳酸菌が腸にまで届く間に、胃酸などで消し去られることが多いためです。

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アタラックス/アタラックスP

2010-01-25

ヒドロキシジン

コンスタン/ソラナックス

2010-01-25

【商品名】コンスタン ソラナックス
【一般名】アルプラゾラム

一般名アルプラゾラム (Alprazolam) 。ベンゾジアゼピン系の緩和精神安定剤、抗不安薬の一種。抗うつ作用も持ち合わせている、いわゆるマイナートランキライザーと呼ばれる薬の一種でもある。半減期 (薬学)は約14時間。
日本国内では、ソラナックス(ファイザー)やコンスタン(武田薬品工業)という商品名で発売されている。

○適用

心身症(胃潰瘍・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)、神経症などにおける身体症候、ほか不安や緊張、パニック障害、うつ病、睡眠障害。

○種類

錠剤:0.4mg,0.8mg

○薬理

脳にある神経受容体に結合することにより、神経を活性化させる。

○副作用

倦怠感、脱力感、集中力低下、眠気、頭痛、めまい。

※ウィキペディアより抜粋

グランダキシン

2010-01-25

【商品名】グランダキシン【一般名】トフィソパム

一般名トフィソパム (Tofisopam) 。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。分子式は C22H26N2O4 。日本国内ではグランダキシンなどの商品名で持田製薬から販売されている。自律神経失調症などの治療薬として使用されている。

○適応

自律神経のバランスの乱れからくる頭痛・動悸・倦怠感・発汗など

○副作用

眠気、ふらつき、口渇、めまい、吐き気、便秘、食欲不振など

○用量・用法

通常1日50mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢や症状などにより適宜増減する。

○種類

錠剤:50mg
細粒:10%

※ウィキペディアより抜粋

コレミナール

2010-01-25

【商品名】コレミナール
【一般名】フルタゾラム

一般名フルタゾラム (flutazolam)。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。短時間作用型。 日本国内では、コレミナールという商品名で発売されている。

○適用
心身症(過敏性腸症候群や十二指腸潰瘍など)および抑うつ、緊張、不安などに作用。

○種類
錠剤:4mg
細粒:1%

○薬理
脳にある神経受容体に結合することにより、神経を活性化させる。

○副作用
倦怠感、頭痛、集中力低下、ふらつき、脱力感など

※ウィキペディアより抜粋

コントール/バランス

2010-01-25

【商品名】コントール バランス
【一般名】クロルジアゼポキシド

一般名クロルジアゼポキシド (Chlordiazepoxide) 、化学名7-クロロ-2-メチルアミノ-5-フェニル-3H-1,4-ベンゾジアゼピン-4-オキシド(7-Chloro-2-methylamino-5-phenyl-3H-1,4-benzodiazepin-4-oxide)。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬で、1950年代半ばにポーランド系ユダヤ人化学者のレオ・スターンバックによって見出され、1957年にはスイスのロシュ社より発売が開始された。日本では1961年3月に武田薬品工業、山之内製薬(現:アステラス製薬)からコントールバランス、1978年4月には鶴原製薬、東洋ファルマー(現:キョーリンリメディオ)からコンスーンリサチーフの販売名でそれぞれ販売が開始された。尚、全て先発医薬品扱いである。

○概要
適応は次の通りである。
神経症における不安・緊張・抑うつ
うつ病における不安・緊張
心身症(胃・十二指腸潰瘍、高血圧症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ
通常成人には20~60mg、小児には10~20mgを分割経口投与する。用法用量は年齢、症状により適宜増減する。
クロルジアゼポキシドは一般的なベンゾジアゼピン系薬剤と同様に、鎮静、抗不安、抗痙攣および筋弛緩作用を有する。また、自律神経安定化作用、抗ストレス作用がある。健常成人100mg経口投与時では、凡そ4時間後に血中濃度が最高に達した後、徐々に下降する。ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中では長時間作用型に分類される。作用機序は、他の多くのベンゾジアゼピン系薬剤と同様、GABAA受容体に作用することによる。
ベンゾジアゼピン系の薬剤に過敏症の既往歴のある患者、急性狭隅角緑内障、重症筋無力症の患者には禁忌である。
アルコール、中枢神経抑制剤、モノアミン酸化酵素阻害薬、塩酸マプロチリン、ダントロレンナトリウムとは併用に注意が必要である。

○副作用
よく見られる副作用は眠気、ふらつき、眩暈、頭痛、倦怠感等である。まれに黄疸が出たり、血液、循環器、消化器、皮膚等の異常が見られる。重大な副作用は、依存性、刺激興奮、錯乱、呼吸抑制等がある。アルコールとの併用(飲酒)は中枢神経抑制作用が増強される、副作用が増幅される等の悪影響があるため、併用は避けるべきである。

※ウィキペディアより抜粋

セディール

2010-01-25

一般名クエン酸タンドスピロン (tandospirone citrate) 。アザピロン系の抗不安薬の一種。セロトニン5-HT1A受容体作動薬。商品名セディール (Sediel) として、日本・中国で発売されている。タンドスピロンの分子式は C21H29N5O2、分子量は383.487 g/mol、CAS登録番号は [112457-95-1]。

○適応
心身症からくる不安・緊張・抑うつ・睡眠障害および、自律神経失調症や神経症などに適応がある。しかしながら、効果の発現には時間がかかり、2~4週間程度が必要とされる。代表的な抗不安薬であるベンゾジアゼピン系薬剤と比較して筋弛緩作用や依存性などの有害事象が少なく、高齢者に使いやすい。

○種類
錠剤:5mg,10mg,20mg

○薬理
クエン酸タンドスピロンは抗うつ作用の機序は以下のように考えられている。クエン酸タンドスピロンはセロトニン5HT1A自己受容体と結合し、一時的にセロトニンの放出を抑制し、神経終末の小胞体内に蓄積される。反復投与により自己受容体数を正常な数まで減少させると同時にクエン酸タンドスピロンに対する自己抗体の感受性が低下する。これらの結果、セロトニンの放出の抑制が解除され、抗うつ作用を発揮する。

○副作用
倦怠感、眠気、食欲不振、吐き気、脱力感など。

○参考文献
山本眞路 「抗不安薬 クエン酸タンドスピロン(一般名)/セディール(商品名)」 『ファインケミカル』 690号 47-53頁 2003年

※ウィキペディアより抜粋

セパゾン

2010-01-25

一般名クロキサゾラム (cloxazolam) 。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。分子式は C17H14Cl2N202 。 心身症、神経症からくる不安・緊張・抑うつ・睡眠障害および、自律神経失調症によるめまい・肩こり・食欲不振に適応がある。また強迫性障害にも使用される。
日本国内では第一三共からセパゾン®など商品名で発売されている。

○薬理
脳にある神経受容体(ベンゾジアゼピン受容体)に結合することにより、神経を活性化させる。

○副作用
眠気、集中力の低下、口渇、倦怠感など

○種類
錠剤:1mg,2mg
細粒:1%

○禁忌
次の者には使用できない
急性狭隅角緑内障の者
重症筋無力症の者

○用量・用法
通常成人に1日3~12mgを投与する。尚、年齢や症状により適宜増減する。

※ウィキペディアより抜粋

セルシン/セレナミン/セレンジン/ソナコン/ホリゾン

2010-01-25

一般名ジアゼパム (Diazepam) 。重要なベンゾジアゼピン系抗不安薬、抗けいれん薬、鎮静薬である。日本国外では代表的な睡眠薬でもあり、(骨格)筋弛緩作用もある。化学的には1,4-ベンゾジアゼピン誘導体。ジアゼパムは、広く用いられる標準的なベンゾジアゼピンのひとつで、WHOもその「エッセンシャルドラッグ」リストにジアゼパムを掲載している[1]。
日本での代替医薬品でない商品名としてセルシンホリゾンがあり、ほか、各種後発医薬品が利用可能である。(あくまでも例であるが、ジェネリックの錠剤・散剤の使用で、薬価をセルシン錠・セルシン散の1/2以下に押さえる事も、場合によっては可能である。)アメリカ合衆国での商品名としてValium、Seduxenなどがある。

○概要
ジアゼパムは母体となるベンゾジアゼピンの開発者でもあるレオ・スターンバックによって1950年代に開発された。スターンバックはこの功績により2005年、アメリカ発明者栄誉殿堂に加えられている。ジアゼパムのCAS登録番号は439-14-5であり、IUPAC命名法では 7-chloro-1,3-dihydro-1-methyl-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepin-2-one となる。
アメリカ合衆国で1961年にジアゼパムが臨床応用されると、直ちに過量摂取による死亡事故が後を絶たなかったバルビツール系抗不安薬に対する最良の代替物であることがわかった。ジアゼパムはバルビツールのように明らかな副作用を示さなかったので、すぐに慢性の不安に対する処方として普及した。1962年から1982年までのアメリカで、もっとも売れた薬剤はジアゼパムである。
ジアゼパムは不安障害や興奮の治療に用いられる。また、有痛性筋痙攣(いわゆる「こむらがえり」)などの筋痙攣の治療にはベンゾジアゼピン類の中でもっとも有用であるとされている。鎮静作用を生かし手術などの前処置(いわゆるプレメジ)、そしてアルコールや麻薬(オピオイド)による離脱症状の治療にも用いられる。変わったところでは、軍事的ないしそれに類する狙撃手によって、筋弛緩作用と呼吸をゆるやかにする作用から命中率を高めるために用いられることもある。
現在ではかつてのようにジアゼパムには副作用が無いとは考えられなくなっている。薬物乱用のリスクが認識され、アメリカでのジアゼパムの使用量は1980から90年代の間にほぼ半減した。一方ですでに古典的な薬物であるジアゼパムは、近年でも一部の錐体外路疾患の補助療法、小児の不安の治療、そして痙性麻痺の補助療法などに適応を広げつつある。

○作用機序
動物では、ジアゼパムは大脳辺縁系、ならびに視床と視床下部に作用して鎮静作用をもたらす。このとき、特異的なベンゾジアゼピン受容体に結合するが、この受容体は、実際の構造としてはGABA(γ-アミノ酪酸)受容体(より正確には、GABAA受容体-Clチャネル複合体)の一部分(α部位)である。この受容体にジアゼパムが結合すると、GABAの持つ抑制作用が増強される。ジアゼパムは全身組織、ことに脂肪組織に再分布し、ベンゾジアゼピン受容体の誘導(発現増強)も引き起こす。人間では、鎮静作用に対する耐性は数週間以内に引き起こされるが、抗不安作用に対する耐性は誘導されない。なお、ロラゼパム・クロナゼパム・アルプラゾラムなどはジアゼパムよりも強い抗不安作用を持つが、これらの薬剤はジアゼパムよりもさらに強い乱用・精神依存のリスクを伴う。
実験的な知見としては、ロシュ社(スイス)の研究施設で、ラットの脳に手術を行い、大脳辺縁系に異常な変化を与えてきわめて神経質、かつよく跳ねるラットを作成し、こうしたラットにLibrium、ないしValiumといったジアゼパム製剤を与えたところ、こうしたラットが正常に行動するとの事である。

○薬物動態
ジアゼパムは経口、経静脈、筋肉注射、坐剤(商品名ダイアップ–熱性痙攣などで頻用される。後述)の各経路で投与できる。経口投与されると速やかに吸収されて作用を発現する。筋注での作用の発現は、はるかに遅く不安定である。ジアゼパムは脂溶性に富み、そのため血液脳関門 (BBB) を容易に通過する。肝臓で代謝され、二相性の半減期を示す。つまり、ジアゼパム自体の半減期は20-100時間であるが、その主な活性代謝産物であるデスメチルジアゼパムの半減期が2-5日である。ジアゼパムのその他の代謝産物としては、テマゼパム、ロラゼパムが挙げられる。ジアゼパムとその代謝産物は尿へ排泄される。
一般に摂取された薬物の半減期は、ある容量の薬物を1回投与したときに、血中薬物濃度がピークの値の半分になるのに要する時間、で計測されるが、英国のニューカッスル大学の、C・アシュトン (Ashton) 名誉教授(精神薬理学)は、ジアゼパム自体の半減期として20-100時間、活性代謝物の半減期として36-200時間という値を公表している。

○適応
ジアゼパムは以下のように、非常に広範な適応を持つ。
不眠症の短期的治療 — 睡眠薬(眠剤)としては、作用時間が比較的長いので、主に熟眠薬(睡眠の質を高め、熟睡できるようにする)として用いられる。
不安、パニック障害、興奮状態の治療
手術前・手術後の鎮静
てんかん重積状態の治療、ならびにそれ以外のてんかんの補助療法
破傷風(他の積極的な治療と併用する。)
疼痛を伴う筋疾患の補助療法
脳卒中、多発性硬化症、脊髄損傷などを原因とする痙性麻痺(片麻痺、四肢麻痺)の補助療法(長期療法としてリハビリテーションと併用される)
躁病の初期管理(リチウム、バルプロ酸などの第一選択薬と併用される。)
幻覚薬、および中枢神経興奮薬の過量摂取に対する補助療法
アルコール、ならびに麻薬の離脱症状の緩和(医師による注意深い監視を要する)
自殺企図を有するうつ病の、うつ症状が明確に緩和されるまでの初期治療(抗うつ薬が併用される。)
神経遮断薬(抗精神病薬)の、早期の錐体外路性副作用に対する補助療法
両親や、正常な社会的環境と引き離され、不安を持つ小児(長期入院など)に対する研究的な治療
てんかん重積状態や、破傷風に対するジアゼパムの処方は患者の命を救うかもしれない。
「日本の」特殊事情として、こうした薬理学的適応のほかに、医療保険上の適応になるか否かが問題になる。そのため、睡眠薬としてジアゼパムが用いられることは少なく、抗不安薬・鎮静薬としての用途で用いられることが多い。
獣医学的な用途にも用いられ、犬猫の短期間作用型鎮静・抗不安薬として大変有用である。犬猫の術前鎮静薬や、鎮静が許容できる場合での抗けいれん薬(短期・長期治療いずれも)としても使用される。例として、猫のけいれん発作重積状態を止めるためには、5mgの注腸、ないし緩徐な静注(必要により再投与)が用いられることがある。

○使用上の注意
ジアゼパムには(他のベンゾジアゼピンと共通の、)広範な副作用が存在する。特に頻繁に遭遇するものは以下の通りである。
傾眠傾向
抑うつ
運動機能・協調運動障害
(動揺性)めまい
神経過敏
順行性健忘(特に、高容量を服用した時)
ジアゼパムの本来の作用と反対の効果、つまり、易興奮性、筋痙攣、そして(極端なケースでは)憤激や暴力が見られる事があるかもしれない。これを奇異反応という。こうした効果があった場合、ただちにジアゼパムを中止しなければならない。こうした効果から、肉体的な耐性と精神的な依存が引き起こされうる。
長期間投与例の 30% 以下で、「低容量依存」として知られるある種の薬物依存状態が引き起こされる。つまり、こうした患者はジアゼパムによって引き起こされる「良い気分」を感じるために、容量を増加させることは必要としない。こうした患者の場合、離脱は困難を伴い、緩徐な計画によってのみ達成されうる。
外来患者にジアゼパムを処方する場合、機械操作・車両の運転に支障をきたす可能性に常に留意する必要がある。こうした障害は、アルコール摂取によって悪化する。どちらの薬物も中枢神経系を抑制するからである。治療の経過中に、通常は鎮静効果への耐性が出現する。
まれに、白血球減少症、あるいは胆汁うっ滞性肝障害といった副作用が観察されることがある。
(注意)睡眠時無呼吸発作を有する患者には、呼吸抑制作用によって呼吸停止と死を招く可能性がある。
ジアゼパムの禁忌には以下のようなものがある。

○絶対禁忌
重症筋無力症
急性アルコール・睡眠薬・精神作動薬中毒
運動失調
重症呼吸不全
急性閉塞隅角緑内障
重症肝不全
ベンゾジアゼピン類への過敏症、アレルギー

○慎重投与
小児、および青年期(18歳未満) — 処方は、けいれんの治療、及び周術期の鎮静を除いては通常指示されない。この世代への臨床投与データは不足している。(従って、不安、不眠などについては)精神療法を第一選択とすることが多い。
アルコール乱用、および依存の既往を持つ患者:使用(処方)する場合、注意深くこれらの患者を観察する必要がある。
低血圧、およびショック状態の患者への経静脈投与
ジアゼパムのアメリカ合衆国FDA・胎児危険度分類 (pregnancy category) はカテゴリー「D」である。これは、「胎児に対する明確なリスク」があることを意味する。ただし、注意が必要であるが、これはあくまでもリスクであり、絶対禁忌「ではない」。(この分類では、カテゴリー「X」が絶対禁忌である。)妊娠した者にジアゼパムが処方される場合、処方者はリスクと利益の兼ね合いで、「それでもジアゼパムの処方が必要である」と考えている。従って、自己判断で中止すると、かえって母体・胎児を危険にさらす可能性があることに常に留意することが望ましい。むしろその場合、不安を感じるならば、適宜専門医に対してセカンド・オピニオンを求めるべきであろう。
ジアゼパムのアメリカ合衆国FDA・授乳危険度分類 (breast-feeding category) はカテゴリー「3」である。これは、「適切なデータがなく危険性についてはよくわかっていないが懸念される (unknown with concern)」ことを意味する。もっとも、新生児・乳児にもジアゼパムは(けいれんなどの治療で)よく処方される。こちらも禁忌「ではない」。
ジアゼパムはアルコール、および他の睡眠鎮静薬(例:バルビツール系)・麻薬・筋弛緩薬の中枢神経抑制作用を増強する。 オピオイドの多幸感を増強し、精神的依存のリスクを増すかもしれない。
シメチジン(タガメット)、オメプラゾール(オメプラール・オメプラゾン)、ケトコナゾール(ニゾラール)、フルオキセチン(プロザック)はその排泄を遅延させ、作用時間を延長させる。ジスルフィラム(ノックビン)も同様の作用を持つかもしれない。したがって、長期投与ではジアゼパムの投与量を下げる必要がある。
経口避妊薬(ピル)は、重要な活性代謝産物であるデスメチルジアゼパムの除去を遅延させる。
シサプリド(アセナリン)はジアゼパムの吸収を促進し、その鎮静作用を増強するかもしれない。
喫煙はジアゼパムの排泄を促進し、作用を減弱させうる。
低容量テオフィリン(テオドール・テオロング)はジアゼパムの作用を阻害する。
ジアゼパムは、パーキンソン病の治療におけるレボドパの作用を阻害することがある。
ジアゼパムはまれに、フェニトイン(アレビアチン)の代謝を阻害し、その作用(と副作用)を増強する。
そのほか、以下の集団に属する患者は、乱用の徴候や依存の進展がないか、注意深く観察されるべきである。これらの徴候が少しでも見られたならば、治療は中止されなければならない。こうした患者群へのジアゼパムの長期投与は、それが(通常)求められたり、必要とされる場合にもめったに行われない。
薬物乱用・依存の既往歴の有る患者
感情の不安定な患者
境界性人格障害など、重症の人格障害を伴う患者
慢性痛や、その他の身体疾患を伴う患者

○処方例
(注意)状況、重症度、そして体重・年齢などによって処方は変化する。
一般に高齢者・肝機能が低下した人では作用が増強され、作用時間は延長する。ジアゼパムとその主な代謝産物の代謝時間は2倍から4倍になる。従って、1回投与量を減らし、かつ/または、投与間隔をあけるべきである。
不眠症 — 5-10 mg 入眠時、経口。20 mg 必要になることはほとんどない。日本では熟眠薬としてのセルシンに保険適用が無いので、この用途ではエスタゾラム、フルニトラゼパムなど、その他のベンゾジアゼピン類が用いられる。早朝覚醒型睡眠障害については、漫然と抗不安薬を投与せず、必要に応じてうつ病を除外診断することが必要となる。
不安障害、パニック障害 — 5-10 mg、経口(5 mg ないし 10 mg 錠など)より必要に応じ増量。ないし、ゆっくりとした静脈投与。呼吸抑制のリスクのある薬剤なので、ジアゼパムの経静脈投与には、最低1分はかけるのが望ましい。
術前・術後の鎮静 — 5-10 mg 経口、(ないし経腸)、あるいはゆっくりと経静脈投与。(0.2-3 mg/kg) 術後に 5-10 mg を追加しても良い。
けいれん発作重積状態 — 30分以内に停止させること。注射剤、痙攣が制御されるまで、ないし総量20mgまで。(英語版ではもう少し総量を上に見ている。資料にもよる。)1、2分で効果が発現する。効果がなければフェニトイン(アレビアチン)などを追加する。正確には、ジアゼパムで稼いだ時間に次の治療法を考える形になる。
破傷風 — 注射剤 10 mg/回、5% ブドウ糖液 20 mL に希釈しゆっくりと静脈投与。30-60分毎。(通常は大量投与が必要になる。無効ならICU管理。)
筋肉痛 — 日本では非ステロイド性の消炎鎮痛薬、そして各種の湿布類が用いられることが多い。ただしこむらがえりには、芍薬甘草湯などと並んでジアゼパムが特効的に用いられる。
熱性痙攣 — 痙攣が続いていて、静脈ラインが迅速に確保できる場合注射剤、0.3-0.5 mg/kg を3-5分かけて静注。不可能な場合はダイアップ坐薬、0.4-0.5 mg/kg/回を経腸投与する。効果発現には数分かかる。効果がなければ小児科専門医への紹介が必要となる。
熱性痙攣の発症予防 — 複数回の熱性痙攣の既往がある小児、熱性痙攣はまだ1回しか起こしていないが家族歴濃厚なため反復の可能性が高い小児、てんかん患者のうち発熱に伴い痙攣のコントロールが不良になる患者などで適応がある。発熱に気づいたとき(体温は、各患者の痙攣の起こりやすさや起こるタイミング、平熱などを勘案して決めておく)にダイアップ坐薬を1回、8時間後に発熱が続いている場合(38℃以上の場合)(解熱剤を使用している場合を含む)にもう1回挿肛する。投与量は上記と同じく0.4-0.5mg/kg/回。
実際に使用(処方)する場合、添付文書が各剤形ごとに、インターネット上に日本語・無料で公開されているので、原則としてそれを参考にするべきであろう。
長期投与時のルーチン検査は、通常は指示されない。(検査例:心電図・脳波・血液検査など)
なお、数週間を越える服用後は、ゆっくりした離脱なしに、急にジアゼパムを中止してはならない。ジアゼパムの離脱には数週間、時に数ヶ月を要する。最初の 50% は比較的急激に減量でき、次の 25% はかなりゆっくり、最後の 25% は極めて緩徐に減量する。これは、不快であったり、ときに重大な問題になる離脱症状を避けるためである。時に、50% の減量後に一時的な休薬が指示されることもある。

○剤形
錠 — 2 mg/5 mg/10 mg
散 — 1%
シロップ — 0.1%
注 — 5 mg (1 ml)・10 mg (2 ml)
細粒 — 1%
ダイアップ坐剤 4 mg/6 mg/10 mg(この製剤は、薬物動態を修飾しているため熱性痙攣・てんかんに用途が限定されている。したがって、主に小児科領域で用いられる。一般的な意味での、ジアゼパム坐剤の剤形は日本には存在しない。)

○過量摂取について
ジアゼパムを過量に摂取した人は傾眠傾向、意識の昏迷、昏睡、腱反射の減弱といった徴候を示す。ジアゼパムの過量摂取は医学的な緊急事態であり、救急医学関係者による迅速な発見が必要である。この場合の拮抗薬はフルマゼニル(アネキセート)である。フルマゼニルは短期間作用型の薬剤で、ジアゼパムの作用が消失するには数日かかるので、フルマゼニルの連続投与が必要になるかもしれない。必要に応じて、気管挿管と心肺機能の管理を行うべきである。人間の、経口摂取でのジアゼパムの致死量は 500 mg ないしそれ以上と見積もられている。300 mg を経口摂取した症例でも、睡眠時間の延長と連続した傾眠傾向だけで、重篤な合併症もなく回復してしまったこともある。ただし、ジアゼパムとアルコール、ないしその他の中枢神経抑制薬の併用は、場合によっては致死的になる。

○合成法
1961年にレオ・スターンバックらのグループは以下の方法によるジアゼパムの合成を報告した[2][3]。

ジアゼパムのスターンバックらによる合成
p-クロロアニリンに過剰量の塩化ベンゾイルを加えて、アミノ基をベンゾイル化し、そこに塩化亜鉛を添加して、そのまま連続的にフリーデル・クラフツ反応を行なう。ここで反応物はもう1分子の p-クロロアニリンが一つのカルボニル基とイミンを形成し、もう1つのカルボニル基とはアザアセタールを形成して6員環化合物になっている。硫酸-酢酸-水による反応で、この余計な p-クロロアニリンを除去すると同時にアミノ基上のベンゾイル基を脱保護する。
続いてヒドロキシルアミン塩酸塩との反応でオキシムを得る。この際に得られるオキシムは主に (Z)-体であるが、後の反応に必要なのは (E)-体であるため、異性化を行なう。ギ酸によりオキシム窒素をホルミル化すると、異性化が起こると同時にギ酸のカルボニル基がアミノ基とイミンを形成した6員環化合物が得られる。水酸化ナトリウムによりこのホルミル基を除去すると、(E)-体のオキシムが得られる。
次にクロロ酢酸クロリドとのショッテン・バウマン反応によりアミノ基をクロロアセチル化する。さらに水酸化ナトリウム存在下で反応させると、オキシム窒素のクロロアセチル基への求核置換が起こり、ベンゾジアゼピン骨格が形成される。なお、スターンバックらはこの化合物の合成法について、同じ文献上でいくつかの別法も報告している。
ナトリウムメトキシドにより、アミド窒素上のプロトンを引き抜いた後に、ジメチル硫酸によりメチル化する。ラネーニッケル触媒を用いて1気圧の水素ガスにより N-オキシドを還元すると、ジアゼパムが得られる。なお、メチル化と N-オキシドの還元の順番は逆でも問題ない。

○逸話
ゲーム「メタルギアソリッド」には、狙撃時の手ぶれを少なくする効果で、ジアゼパムがアイテムとして登場する。
ローリング・ストーンズにはジアゼパム (Valium) に捧げられた曲『マザーズ・リトル・ヘルパー』があり、その中で “little yellow pill”(小さな黄色い丸薬)として登場する。
ジャガイモなどのように、ある種の植物にはごく微量のジアゼパムやテマゼパムが含まれている[要出典]。
1975年、ニュージャージー州在住であったカレン・クィンランはアルコールとともにジアゼパムを摂取し、意識障害と呼吸停止をきたした。その後彼女は昏睡状態となり、遷延性意識障害と診断された。患者の家族は彼女の死ぬ権利を主張したが、彼女が入院していたカトリック系の病院はこれを認めなかった。このため法廷闘争となり、州の最高裁判所によって家族の主張を支持する判決が下された。そして彼女の人工呼吸器は取り外されたが、クィンランはなお9年間にわたって生き続けた。これは患者の自己決定権としての「死ぬ権利」が法的に認められた最初の事例であると考えられている。
中島らもの自伝的作品「今夜全てのバーで」にはアルコール依存症で入院した主人公が不眠症になり、医者にジアゼパムの注射を要求する場面がある。
映画「スペースボール」(1987年、メル・ブルックス監督)に登場するナルコレプシーを患ったValium王子の名は、このジアゼパムの米国での商品名に由来している。なお、日本語字幕などではValiumの名が全く知られていないため、「アクビ王子」に改名されている。

○参考文献
内容は主として英語版に拠り、処方例、適用などについては日本の事情に即して若干書き加えた。英語版のリンクも参考になる。
まず、ジアゼパムの利用者は、以下のサイトから各ジアゼパム製剤の添付文書をダウンロードすると良い。副作用などについての速報も、全てここで入手できる。
医薬品医療機器情報提供ページ
その他、以下のような文献が利用できる。
今日の治療薬2002(南江堂) — 定評ある製剤集成。隔年改訂なので、できれば最新版を用いること。
薬の処方ハンドブック(羊土社) — 類似の処方集に「今日の処方」(南江堂)などがある。なるたけ新しい版(少なくとも5年以内)を用いるべきである。
カッツング薬理学(丸善)、グッドマン=ギルマンの薬理書(廣川書店) — 前者については、可能ならば原著を用いることを薦める。薬理学的な内容については、医薬系の大学図書館などで後者にあたると良い。
小児の薬の選び方・使い方(南山堂) — 小児科領域の処方に関する丁寧な概説書。
おくすり110番
Harriet Lane Handbook 16ed. (Mosby) — 最近版が上がった。小児科領域の代表的なハンディガイドであるが、頻用薬の欄に米国における胎児危険度分類・授乳危険度分類・腎機能低下時の容量変更の必要性が3つ組で記載してあり便利である。
※なお、本項目では、基本的に強調体で商品名を表示した。そのため、処方とその他の部分で語順が逆になっているが、これは処方集の一般的な慣習に従ったためである。注意されたい。

○脚注
^ しかし、「エッセンシャルドラッグ」リストは「途上国でも買える薬」を対象にしているため、エッセンシャルドラッグが即ち「日本で重要な薬」とは限らず、日本で重要な薬が必ずエッセンシャルドラッグに入っている、という訳でもない。
^ Sternbach, L. H.; Reeder, E.; Keller, O.; Metlesics, W. J. Org. Chem. 1961, 26, 4488.
^ Sternbach, L. H.; Reeder, E. J. Org. Chem. 1961, 26, 4936.

※ウィキペディアより抜粋

セレナール

2010-01-25

一般名オキサゾラム (oxazolam) 。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。長時間作用型。
心身症からくる不安・緊張・抑うつ・睡眠障害および、パニック障害、自律神経失調症などに適応がある。日本での商品名はセレナールなど。

○種類
錠剤:5mg,10mg,20mg
細粒:10%

○薬理
脳にある神経受容体(ベンゾジアゼピン受容体)に結合することにより、神経を活性化させる。

○副作用
倦怠感、頭痛、集中力低下、ふらつき、脱力感など。

※ウィキペディアより抜粋

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