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自律神経失調症を改善または克服
2010-01-25
自律神経失調症について
自律神経失調症とは、「種々の自律神経の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のない」(日本精神医学会の暫定的定義)病気です。自立神経とは、血管や内臓などに分布し、代謝や消化、呼吸など、意思とは関係なく生命活動の維持や調節を行うために、常に活動している神経のことを言います。
自律神経失調症は、次の4つのタイプに分類されています。
- 本態性型
生まれつき自律神経の働きが乱れやすい体質で、幼少の頃から自律神経失調症の症状が見られます。発症の原因は心因・精神的なものではなく、生まれ持った体質(低血圧、虚弱体質など)に起因する自律神経失調症のタイプです。 - 神経症型
自分の身体や精神に関して敏感な人が、心理的・精神的なことが原因で発症する自律神経失調症のタイプです。自律神経機能検査では異常が見られないものの、神経症ではなく自律神経失調症と診断されます。 - 心身症型
感情の変化や肉体疲労など、日常生活のストレスを無理に抑えることにより発症するケースが多い自律神経失調症のタイプです自律神経失調症と診断される患者の約半数がこのタイプであると言われています。症状の種類や程度の重さはさまざまなのが特徴です。 - 抑うつ型
ストレスの慢性的な蓄積が原因で発症する抑うつ型自律神経失調症のタイプです。抑うつの症状が身体的な病状に隠れて発見されにくいのが特徴です。
自律神経失調症の症状は、人によって様々で、身体と心のどちらにも発現する可能性があります。
- 身体に現れる症状
頭痛、肩こり、耳鳴り、目の疲れ、手足のしびれ、息苦しさ、吐き気、腹痛、便秘、下痢、疲れやすさ、微熱、不眠、食欲不振、立ちくらみ など - 心に現れる症状
恐怖感、不安感、悲哀感、記憶力の低下、意欲の低下、イライラ など
自律神経失調症の原因
自律神経のバランスがくずれる最大の原因は、ストレスにあるといわれます。一般的にストレスというと、仕事や人間関係などで感じる緊張や不安、イライラなど精神的なものを思い浮かべがちですが、気温や気候などの急激な変化といった物理的なものも、ストレスになります。そのため、季節の変わり目には自律神経失調症が起こりやすくなります。
また、女性ホルモンも大きく影響しています。なぜなら、女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部というところでコントロールされているのですが、この視床下部は自律神経の働きもコントロールしているため、女性ホルモンの分泌が乱れると、自律神経もそれに影響されてバランスが崩れてしまうのです。
自律神経失調症は、ストレスの多い時代に生きている私たちが誰でもかかる可能性を持った病気と言えるでしょう。
自律神経失調症の治療法
自律神経失調症の治療には、次のようなものがあります。非常に多岐にわたっているため、病気のタイプや症状により、適切な治療を行うことが大切です。
- セルフコントロール
自立訓練法 など - 薬物療法
抗不安薬やホルモン剤などの投薬 - 理学療法
マッサージ、整体、鍼灸、ストレッチ など - 五感に働きかける療法
アロマテラピーや音楽療法 など - ライフスタイルの見直し
食事や睡眠などの生活リズムを整える、心にゆとりを持つ、ストレス耐性をつける など

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