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不眠症
2010-01-25
不眠症について
不眠症は、平常時と比較して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れるもので、睡眠障害の一種です。主な症状は、次の4つに大きく分けられます。
- 入眠障害
寝つきが悪く(30分~1時間以上かかる場合)、なかなか眠れない。 - 中途覚醒
朝起きる時間までに、何度も目が覚める。 - 早期覚醒
朝早く目が覚めてしまい、再度眠ることができない。 - 熟眠障害
睡眠時間は十分なのに、眠りが浅く、よく寝た感じがしない。
不眠症の原因
不眠症の原因には、次のようなことが考えられます。
- 身体的要因
痛み、かゆみ、発熱、ぜんそく発作など - 身体疾患
心疾患…狭心症、心不全など
呼吸器疾患…気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など
消化器疾患…逆流性食道炎、胃潰瘍など
内分泌代謝疾患…甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
脳神経障害…脳血管障害、パーキンソン病など
皮膚疾患…アトピー性皮膚炎など
睡眠関連運動障害…周期性四肢運動、PLM、むずむず脚症候群(RLS)など
- 生理学的要因
環境の変化、寝室の騒音、温度、湿度など、睡眠環境としてふさわしくない状況 - 心理的要因
ストレス、精神的ショック、生活上の不安など - 精神医学的要因
うつ病、神経症、統合失調症をはじめとする、すべての精神疾患 - 薬理学的要因
アルコール、タバコ、降圧薬、ステロイド、甲状腺剤など
不眠症の治療法
不眠症の治療は、薬物療法とともに非薬物療法を行います。
<薬物療法>
- ベンゾニアゼピン系睡眠導入剤
- その他(抗ヒスタミン剤、精神安定剤、抗うつ薬など)
<非薬物療法>
- 朝、起きたら太陽の光を浴びて、体内時計を毎日正しくセットする
- 日中に適度な運動を行い、夕方以降は激しい運動をしない
- 寝る直前に、神経を高ぶらせない程度にストレッチを行う
- 寝る前に温かい牛乳を飲む
- カフェインなどの刺激物をできるだけ摂取しない
- 禁煙する
- 寝る時間前には、ゲーム、テレビ、インターネットは控える
- マッサージ
なお…
- 薬物療法では、睡眠薬には習慣性があるので、医者の診断の下で服用してください。
- また、薬物療法を行うときは、必ず医者や薬剤師の指示を守ってください。
- 症状が緩和されてきたからといって、勝手に薬をやめたりしないようにしましょう。
非薬物療法では、
- 寝酒は睡眠が浅くなり、耐性により量が増えるのでさけましょう。
- 眠る前は、楽しいことだけをするよう心がけましょう。
- 寝具を心地よいものに変えるのも、効果的です。

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