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パニック障害を改善または克服
パニック障害について
「パニック障害」はいまとなっては独立した病名ですが、もともとは「不安神経症」として一括りにされていた精神疾患でした。
パニック障害は、突如として起こる「パニック発作」とその発作がまた起こるのではないかと恐れる「予期不安」、さらにはその「パニック発作」が起きたときに逃げられない状況を回避しようと、行動範囲を限定する「広場恐怖症」が特徴的な症状として挙げられています。
パニック障害とは
近年、パニック障害は、精神疾患の中でも非常に多く見られるようになっている「精神疾患」のひとつです。
パニック障害に陥った場合、何の前兆もなく、突然動悸が激しくなり、極度の不安や恐怖感に襲われるといった発作症状が起きます。
その他にも、呼吸困難や手足のしびれ、めまい、発汗、吐き気、現実喪失感、気が狂いそうな恐れなどを伴い、「このまま死んでしまうのではないか」という強烈な思いに捕らわれます。
これを一度でも体験したことのある人は、“思い出すのもイヤ”な体験だと言います。
パニックそのもので死ぬことはありませんが、パニック発作を起こす状況によっては危険を伴う場合もあります。
この発作は30分から、長くても1時間以内には収まります。
ただし、一度、発作を起こすと、それを脳が記憶して、街頭や電車の中、エレベーター、映画館、広場などの同じ状況(シチュエーション)に遭遇すると、何度も発作を繰り返し起こすようになります。
特に外出した場所で発作を起こした場合、その恐怖が大きく、発作が起きた同じ場所に再び足を運ぶことを避けるようになり、一歩も外に出なくなる“外出恐怖”の症状を伴う場合が多く見受けられます。
パニック障害に対する治療法
パニック障害はアメリカでは「PD(パニック・ディスオーダー)」と呼ばれるポピュラーな「精神疾患」です。
また、パニック障害は全人口の2%が一生の間に少なくとも1回はかかる症状とも言われており、精神科でも非常に多い病気だとされています。
有効な治療法としては「行動療法」・「薬物療法」と言われています。
「行動療法」は、敢えて発作を誘発するような行動を少しずつ繰り返し、発作の不安を解消していく方法で、患者と信頼できる人間とが時間をかけて治療を行います。
「薬物療法」は、脳の神経回路に直接的に作用する抗不安剤や抗うつ剤を服用する治療法です。
しかし、「薬物療法」には、眠気、だるさといった副作用が強く、また、依存性も強いため、人によって継続して服用することが困難な場合があります。
特に抗不安剤は副作用と比較して、得られる効果が充分ではないところがありました。

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