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キレるを改善または克服
「キレる」について
「キレる」とは、相手に対して込み上げた怒りの感情が、我慢の限界を超えて一気に現れることを指す俗語です。
「堪忍袋の緒が切れる」ということわざの「切れる」が語源という説と、激しく怒り興奮した場合に、こめかみに浮き立つ青筋の血管が「切れる」ことを表わしたとする説が有力だと言われています。
「キレる」ということは、「自分の感情をコントロールできない状態」である言われています。
最近では「キレる子供」だけでなく、「キレる大人」も増えており、さまざまな事件やニュースをよく耳にするようになりました。
確かに、現代はストレス過多で、「キレ」やすい環境と言えるのかもしれませんが、それでも社会に共存して生きている限り、私たちはちょっとしたことで「キレ」てばかりいることもできません。
「キレる自分」に負けない=「自分の感情をコントロールする」ためにできることから始めていきましょう。
自分の感情をコントロールできない状態─「キレる」の症状や特徴
自律神経失調症は、呼吸や心臓を司る「自律神経」にストレスが加わることによって、身体の各器官の不調をきたす病気です。
自律神経失調症は病態が非常に複雑に絡み合って起こるため、医学的にも判断が難しいとされています。
この病気は人によって症状が様々ですが、一般的には倦怠感、手足の冷えやほてり、めまい、イライラや不安感、無気力、集中力の低下などがあります。
また、自律神経失調症は身体と心の双方に症状が現れることがあります。
身体に現れる症状としては、肩こり、頭痛、耳鳴り、目の疲れ、手足のしびれ、息苦しい、吐き気、腹痛、便秘、下痢、疲れやすい、微熱、不眠、食欲不振、立ちくらみ、気が遠くなるなど、あらゆる身体の不調が症状として現れます。
心に現れる症状としては、恐怖感、不安感、記憶力の低下、意欲の低下、イライラ、悲哀感などです。
自律神経失調症は複雑であるため、治りにくい病気であると言われており、最近では漢方薬で治療する医師も増えてきました。
人はなぜ「キレる」のか?─「キレる」原因とは
現在の人々のキレやすさは、大脳の「辺縁系」という部分に問題があり、起こる病気と言えます。
脳の「扁桃」という部分は、私たちが怒ったり、喜んだりする感情の源で、コントロールしているのが「前頭葉」です。
実際、欧米で殺人などの事件を起こした凶悪犯の脳を調べると、前頭葉の血液の流れが普通の人より少ないと言われています。
こうしたことから、人がキレるのは、前頭葉のコントロール能力が弱くなっているからではないかと、専門家の間で言われています。
最近では、「キレる」ことと食生活との密接な関係が注目されています。
犯罪と食との関係について、すでに欧米では30年も前からその因果関係が指摘されてきました。
これまで日本での認識が薄かった理由は、普通に和食中心の日本食を食べていれば、特に問題が起きなかったためだと考えられています。
15年前に米国で行われた調査では、怨恨関係のない殺人を犯した人たちは、ほとんどジャンクフード(スナック菓子などの低栄養食品)とソフトドリンクだけで育ってきたことが分かりました。
ジャンクフードに大量に含まれるリン酸塩は、過剰に取ると、体内のカルシウムの吸収を阻害する働きをします。
カルシウムが不足すると、イライラしたり、神経や筋肉の緊張を押さえられなくなると言われています。
また、清涼飲料水などから大量の砂糖を摂取すると、体のメカニズムが崩れ、糖分をうまく体内に取り込めなくなり、低血糖症に陥ると言われています。
血糖値が低いと、ぼんやりして判断力が鈍り、カルシウム不足でイライラすると、攻撃ホルモンのアドレナリンが分泌され、すぐに暴力をふるってしまうと言われています。
また、最近若い人に欠乏していると言われる亜鉛も、動物実験から、不足すると情緒不安定になったり、狂暴化することが分かってきました。
そして、少年院に収容されている少年たちからの聞き取り調査では、次のような食生活の実態が明らかになっています。
<日米の少年院で収容者が共通して常食していたもの>
- コーラなどの炭酸飲料水
→ 糖分が多く低血糖症になりやすい - スナック菓子
→ リン酸塩など添加物が多く亜鉛不足に - ハンバーガーや肉加工品
→ 動物性たんぱく質の摂りすぎでリン過剰 - インスタント食品
→ カルシウム不足でイライラ、怒りっぽくなる - ケーキや菓子パン
→ 糖分過多のうえ、ミネラル不足 - チョコレートミルク
→ 砂糖摂り過ぎ、ミルクアレルギーも - 缶コーヒー
→ カフェイン中毒と砂糖の害も - 合成着色料入り食品
→ アレルギーや情緒不安定 - 合成保存料含有食品
→ 学力低下、みならるの働きを阻害
こうしたキレやすい人々の症状に対しては、長期的に食生活の改善を行っていくこと以外には、これまで薬物療法が行われてきましたが、どのような薬も決め手となるものはありませんでした。
精神の高揚を抑える精神安定剤を使った結果、患者は元気がなくなったり、吐き気や頭痛といった強い副作用に襲われ、服用を嫌がる患者さんも多いようです。

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