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更年期障害を改善または克服

2010-02-02

更年期障害について

更年期障害40~50代の女性を悩ませるものの一つに更年期障害があります。
しかし、今では20~30代の若年層や男性にも更年期障害の症状が出る人が増加しています。

正しい知識と対処法を知っていれば、何も心配する必要はありません。
明るく穏やかに更年期を乗り越え、第二の人生をスタートさせましょう!

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更年期障害とは

更年期障害は、40代半ばから50代半ばの女性に見られる、閉経前後における女性ホルモン(エストロゲン)の減少を主原因とする精神的・身体的な諸症状のことです。

このエストロゲンの減少によって、多くの女性は「不定愁訴」と呼ばれる症状に悩まされます。

「不定愁訴」とは、さまざまな症状が現れ、症状が定まらない状態のことです。

その症状には、個人差がありますが、多くの場合、
のぼせ・発汗・手足の冷え・寝付きが悪くなる・眠りが浅い・不安感・憂うつ・肩こり・腰痛・関節痛・動悸・息切れ・めまい・耳鳴り・イライラ・頭痛・気力がなくなる・物忘れがひどくなる等の症状が現れます。

<更年期障害に見られる不定愁訴の症状>
精神神経系
頭痛、めまい、耳鳴り、物忘れ、憂うつ感、判断力・集中力低下、不眠、不安感、倦怠感 など

知覚系
しびれ、蟻走感(皮膚に虫がはうような感じ)、かゆみ、知覚過敏、知覚麻痺

運動器官系
肩こり、腰痛、関節痛、背筋痛、筋肉痛

自律神経系
のぼせ、ほてり、冷え、動悸、息切れ、手足の冷え

皮膚・分泌系
皮膚や粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス、唾液分泌の異常、ドライアイ

消化器系
食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感、のどのつかえ

泌尿器・生殖器系
月経異常、頻尿、残尿感、性器下垂感、外陰掻痒症

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更年期障害の原因

更年期障害の原因は、卵巣機能が衰えることにより、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することによって起こると言われています。

具体的には、加齢に伴って卵胞の機能が衰え、血中のエストロゲンの量が少なくなります。

すると、視床下部はエストロゲンの量をチェックして「エストロゲンの量が足りない」と判断し、GnRHを分泌します。

これを受けて脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵胞からエストロゲンを出そうとしますが、すでに高齢で卵胞は弱っているためにエストロゲンを出すことができません。

視床下部は「エストロゲンを出すように命令を出したのにエストロゲンが増えていない」と判断し、もう一度命令を出します(GnRHを分泌します)。

しかし、エストロゲンを出す機能が衰えているため、いくら命令がきてもエストロゲンを出すことはできません。
視床下部は「なぜ命令しているのに増えないのだろう?」と思いながら、命令を出し続けます(GnRHを分泌し続けます)。

その結果、GnRHは増加する一方でエストロゲンは増加しないというホルモンのバランスの乱れが起こります。

この乱れは、自律神経を司る脳の一部との密接な関係があるため、自律神経を乱し、体の各機能に不具合を起こします。
これが更年期障害の原因と考えられています。

更年期障害や不定愁訴は、女性ホルモンによって生み出される生理周期のリズムと関係しています。
ホルモン中枢が身体の好不調の波を作り出す自律神経中枢に隣接しているため、お互いに影響し合います。

その結果、ホルモンの変動に伴い、自律神経失調症が現れます。
これが生理前緊張症として、身体に現れ、妊娠中のつわりや出産後のマタニティーブルー、更年期障害などをもたらします。

つまり、ホルモンの大変動に対して自律神経を調節する視床下部が対応できないのです。

言うまでもなく、思春期や更年期は女性が必ず通過するものです。
日本人の平均寿命が延びている中で、生理が始まる初潮は低年齢化しており、平均12歳くらいになりましたが、生理の終わる閉経は現在も平均48歳くらいで、昔に比べてもそれほど伸びていません。

思春期には、女性ホルモンが分泌され、第2次性徴として月経が始まり、乳房が発育して女性らしくなります。
こうした肉体的発達と精神的成長の足並みが揃わないことが多く、性ホルモンが急激に増え、ホルモン環境がバランスを失い、自律神経失調症になりやすいのです。

さらに、最近では環境ホルモンと呼ばれる環境汚染物質が蔓延しており、女性の身体のバランスが崩れていると言われています。
環境ホルモンは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンに非常に似た化学構造をしています。

そのため、この環境ホルモンがあたかも女性ホルモンのように振る舞い、細胞の受容体にくっつき、様々な悪影響をもたらすと考えられています。

最初は風邪と同様の咳・痰・鼻水・扁桃痛などが慢性化したり、鼻血が出やすくなるという症状が現れます。
そして、頭痛・貧血・微熱・アトピー・喘息・肝炎・子宮内膜症・化学物質過敏症をもたらし、さらに悪化すると、 流産・死産・奇形児出産・不妊・脳障害・発育不全・突然死症候群・重症衰弱症候群・新生児死亡・二重胎児・ガン死などに結びつくとも言われています。

下記12項目のうち、思い当たる症状がいくつあるかチェックしてみてください。
5項目以上該当項目がある方は、更年期障害の可能性が高いと言えます。

更年期障害チェックリスト>
□ 1.顔がほてる、のぼせる、汗をかきやすい
□ 2.頭痛、めまい、吐き気がよくおこる
□ 3.手足や腰などが冷えやすい
□ 4.イライラしたり、怒りっぽくなる
□ 5.トイレが近い、尿もれがある
□ 6.寝つきが悪い、眠りが浅い
□ 7.不安になったり、憂うつになることが多い
□ 8.動悸、息切れがする
□ 9.疲れやすい
□ 10.肩こりや腰痛がある、手足に痛みがある
□ 11.性交痛がある
□ 12.膣や尿道がヒリヒリすることがある

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更年期障害のカギを握る女性ホルモン「エストロゲン」

エストロゲンとは、女性の卵巣で作られる女性ホルモンのことです。
女性の体の丸みや、肌や髪の潤いなどの女性特有の美しさは、このホルモンがあるおかげです。

エストロゲンの最も重要な働きは、乳房や女性性器の成熟を促し、子宮壁を厚くし受精卵が着床できる状態を作り、規則正しく月経を起こすなど、妊娠を助けることにあります。

また、エストロゲンはコレステロールの増加を抑制し、血管を健康に保ち、カルシウムの形成、吸収を調節し、骨の健康も保ちます。
自律神経や脳の働きを良くすることも知られています。

さらに、エストロゲンには、人間の行動や情緒などを安定させる作用がある上、心の安定をはかるセロトニン分泌と大きく関係しています。
そのため、エストロゲンの分泌が低下するとセロトニンの分泌も下がり、心の不安定につながります。

更年期になると卵巣の機能がだんだん低下し、このエストロゲンの分泌が減少していきます。
エストロゲンを正しく補うことで、更年期障害の症状は改善すると言われています。

そのエストロゲンをどのように摂っていくかが大きな問題ですが、更年期障害の治療に用いられているホルモン補充療法はリスクが高く、危険性を伴います。
より自然な形で体へのリスクが少ない治療方法を考えていく必要があります。

もちろん、毎日の食品の中からバランス良く摂取することが体に負担のない方法ですが、より積極的に摂取していくのであれば、サプリメントも有効に働きます。

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