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統合失調症

2013-07-11

統合失調症について

統合失調症は、脳の機能の一部に異常が起きることで発症する病気です。

近年になって研究や治療法が進んできたため、まだ解明されていない部分もありますが、統合失調症の病状には、脳内の神経伝達物質のドーパミンが深く関与していると考えられています。適切な対応を欠くと悪化・再発を繰り返すこともありますが、統合失調症は治らない病気ではありません。回復に向けて、焦らずじっくり取り組むことが大切です。

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一般的な心の病である統合失調症の特徴について

統合失調症とは、うつ病(躁うつ病)と並んで、非常に症例の多い心の病です。有病率は、おおよそ0.5~2%程度で、国や地域による差は特にありません。また、ギリシア時代の文献にも記載があるなど、歴史的に見ても珍しい病気ではありません。統合失調症は、かつては精神分裂病(精神分裂症)という病名で呼ばれていました。しかし、この病気が長い間原因不明であり、社会から隔離されてきた歴史的背景により、現代でもこの病名に対する偏見が根強いことから、2002年に日本精神神経学会が病名を統合失調症に改めました。

統合失調症が発症する時期は、児童期から老年期までさまざまですが、思春期や青年期(男性は20代の前半から半ば、女性は20代後半)での発症例が多く見られます。その症状は、幻覚、妄想、独り言、知覚の歪み、自分の考えている中身が周囲に漏れている感じ、誰かに身体や思考を操られているような感じ、異常な緊張や興奮といった「陽性症状」と、疲れやすさ、意欲や集中力の低下、会話の減少、感情が鈍くなる、複雑・抽象的な思考ができなくなる、思考や行動がパターン化する、社会的ひきこもりといった「陰性症状」の、大きく2つに分けられます。さらに、不眠、食欲異常といった身体症状も見られます。さまざまな症状がある一方で、本人がなかなか病気である自覚ができないケースが多いのも、統合失調症の大きな特徴です。このため発見や治療が遅れ、長期間ひとりで悩んだりストレスを抱えたりしがちです。

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統合失調症の発症原因について

統合失調症になる原因については、まだ明確には分っていません。しかし、脳の機能の一部に異常が起こることにより、通常の働きが阻害されて起こることが分かってきました。特に、神経伝達物質のドーパミンが、統合失調症の発症に大きく関わっていると考えられます。すなわち、ドーパミンの機能が過剰になると陽性症状が起こり、逆にドーパミンの機能が低下すると陰性症状が起こるというものです。ただし、脳の機能は非常に複雑であり、単純にドーパミン機能だけで起きると言うことはできません。最近の研究では、セロトニンやグルタミン酸なども関与しているのではないかと考えられています。

また、統合失調症が発症する要因としては、脳機能の異常だけでなく、環境的要因や遺伝的要因が関わっている可能性も考えられます。平均的な有病率が0.5~2%であるのに対し、調査により異なるものの、一卵性双生児の1人が統合失調症の場合、もう1人も統合失調症である可能性は、30~50%と報告されています。しかし、出産前後や分娩中のトラブルが関わってくるとの見方もあり、遺伝が大きな要因であると断言することはできません。実際、妊娠中期のインフルエンザ(ウィルス)感染、分娩中の低酸素状態、出生時の低体重、母体と胎児の血液型不適合などの条件により、発達中の胎児の脳に損傷が起こる可能性があり、これが統合失調症の原因のひとつになるとも考えられています。

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統合失調症の発病から回復にいたる段階と再発を防ぐ注意点について

統合失調症の経過は、「前駆期」「急性期」「消耗期」「回復期」の4段階に分けられるのが一般的です。「前駆期」は、不眠などの体調不良が続き、人生が行き詰った感じや、自分がだめになってしまうような気持ち、理由のない焦燥感などが起こります。この段階で病気に気づき、しっかりとした治療を受ければ、以後あまり心配することはないでしょう。しかし、「急性期」に入ってしまうと、猜疑心が強くなり、幻覚や妄想が起きるなど、常日頃とは明らかに違う言動が多くなってきます。周囲が自分の悪口を言っているように感じるなど、現実を歪曲してしまったり、極度な混乱状態となったりして、ごく普通のコミュニケーションも難しくなってしまいます。しかし、こうした嵐のような状態も、永遠には続きません。さまざまな症状に振り回されて疲弊することにより、「消耗期」へと移行します。この時期は、幻覚や妄想、混乱状態は徐々におさまってきます。しかし、エネルギーが枯渇しているため、言動が全般的に鈍くなるのが特徴です。また、この時期は脳内が不安定な状態にあるため、何かのきっかけで再び急性期に逆戻りしやすい危険性もはらんでいます。適切な治療はもちろん、規則正しい生活や十分な睡眠をとることが重要です。「回復期」は、文字通り、回復へと向かうおだやかな時期です。徐々に感情が安定し、それまでできなかったことも少しずつできるようになってきます。家族との会話も増えてきます。しかし、ここで無理をすると、再び急性期へと戻ってしまいかねません。患者さん自身も周囲も、焦らず治療に努めるようにしましょう。

統合失調症は、適切な治療を行うことで治癒する病気です。しかし、無理をすると悪化や再発の恐れがあるのも事実です。再発が繰り返されるようになると、回復までの時間が長くなる傾向があるとも言われています。統合失調症が精神分裂病(精神分裂症)と呼ばれていた時代は、再発を繰り返して、いずれは人格が荒廃する病気と考えられていましたが、現在では統合失調症に対する研究が進み、有効な治療法も出てきています。まずそのことを患者さんと周囲の方々が理解し、焦らず取り組んでいくことが何よりも大切です。

<統合失調症の経過段階>

前駆期:発症の前触れの時期
不眠、不安感、音や光に敏感になる、物事に集中できなくなる など

急性期:陽性症状が中心となる時期
強い不安感や緊張感、幻覚、妄想、興奮、極端に敏感になる など

消耗期:陰性症状が中心となる時期
疲労感、睡眠過多、感情鈍磨、気分の落ち込み、意欲の低下 など

回復期:症状が徐々に収まってくる時期
消耗期からの緩やかな回復、陰性症状と認知機能障害が出ることも

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)

2013-06-05

「燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)」について

今まで熱心に仕事などに打ち込んでいた人が突然ガス欠してしまったかのように無気力状態になってしまうことを燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)といいます。

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、もともとは看護職や福祉職、教師などの対人援助職(ヒューマンサービス職)に多く見られたところから研究が進められるようになりました。その結果、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)とは、これまで最善の方法と考えて献身的に努力してきた仕事や生き方、対人関係などが、まったく期待はずれな結果に終わってしまうことによって、期待していた結果や報酬が得られなかったことによって起こる、疲労感あるいは欲求不満の状態として定義されました。

しかし、現在では対人援助職(ヒューマンサービス職)のみならず、他の職業においても同様の症状が見受けられ、また、大きな仕事をやり遂げた後に生じる疲労感や無気力感なども含め、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)を広い概念として捉えるようになっています。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)とは?

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)とは、アメリカの精神分析学者H・フロイデンバーガーが命名した病名で、「燃え尽き」とは自分が最善と信じて打ちこんできた仕事、生き方、対人関係の持ち方が、まったく期待はずれに終わったことによってもたらされる疲弊の状態と定義されています。

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、一連の心身の兆候が組み合わさって出現する症候群で、今までエネルギーに満ち溢れ、仕事に没頭していた姿とは全く対照的な状態になってしまう病気です。また、自責感を持つことがなく、自己信頼感がなくなり、周囲の人たちに対して怒り・敵意・不信感・攻撃性が向けられる点でうつ病とは異なりますが、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)からうつ病へと発展する人も少なくありません。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の症状について

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)になると、まず心身の極度の疲労と感情の枯渇、自己嫌悪、仕事嫌悪、思いやりの喪失などが現われます。具体的には、無気力感、疲労感、不満足感、無感動などの症状が見られます。その状態が悪化すると、仕事を機械的にこなすようになり、アルコールや薬物などへの依存、不眠、頭痛や胃痛、頻繁な風邪といった身体症状も見られるようになります。最終的にはうつ状態になってしまうこともあります。

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、以下のプロセスを辿るとされています。また、燃え尽きによる崩壊の危機から逃れようと、アルコールや薬物乱用などの逃避行動が見られるケースも多くあるといわれています。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)のプロセス>
①態度の変化:怒りっぽくなり、不平不満が増える。人や物に対して疑い深くなったり、寡黙でひきこもりがちになる。
②逃げの行動:クライアントとの対等な関係を避け威厳的に接するようになる。忙しそうな振りをしたり、仕事を休みがちになり、転職を希望するようになる。
③ストレス性の身体症状
④燃え尽きの否認:自分の価値を実証しなくてはという強迫観念から、スケジュールをさらに過密にしたり、困難なケースを担当する。仕事をスーパーマン的にこなすことで、存在感をアピールしようとする。
⑤崩壊:①~④の悪循環から、不安・怒り・恐怖感などが強まる。適切なサポートが得られないと、抑うつ感と攻撃性が高まり、正常な人間関係が保てなくなる。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の症状>
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)では、単なる疲労感や意欲の減退にとどまらず、以下のような症状をきたします。
◯消耗し尽くした感じで、疲労や意欲の減退が起こる。(※1)
◯ストレス性の身体症状(頭痛・肩こり・不眠・胃腸障害など)が現れる。
◯自分に自信が持てなくなる(すべきことを成し遂げたという気分が実感できなくなる=個人的達成感の減退)。
◯周囲を思いやる余裕がなくなる。
◯人間関係が苦痛になり、かかわりを拒否したり無関心になったりする(人を物のように扱ったり、事務作業に集中するようになる)。
◯自分を正当化したり、些細なことにこだわって相手を責めたりする。
◯感情のバランスを失い不安定になる。

※1 消耗感や疲労は、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)に陥った際に、もっともよく現れる典型的な症状。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)に陥りやすいタイプ

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は対人援助職に就いている人をはじめ、仕事一筋のビジネスマン、子育てを生きがいとしている主婦などに起こりやすいとされています。一つのことに打ち込んでいて、高い目標を掲げている人はそれが達成されなかったとき、あるいは達成されたときに燃え尽きてしまう可能性があるのです。

そのため、頑固なまでに一途で、周囲の思惑を無視して突っ走る傾向がある人は、注意が必要です。具体的には、やる気満々で理想の高い、猛烈社員型のビジネスマンやキャリア・ウーマン、受験生などに多く見られます。その他、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、対人関係で要領の悪い人、世渡りが下手な人に多いとも指摘されています。

また、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)になりやすい人の典型的な性格として、完璧主義が挙げられます。このような人は、仕事が順調に進んでいるときは、かなりの成果をあげることができ、出世に結びついたりしますが、一度小さなつまずきに出会うと、一気に気力を失ってしまう可能性があります。そのため、「全てを完璧に仕上げる」という考え方はやめて、多少の妥協ならOK!くらいの気持ちで、自分が達成してきたこと、できることに焦点を当て、自己を肯定的に評価するなど、上手なストレス対処を行っていく必要があります。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)チェックリスト>
http://enrichmentjournal.ag.org/ より抜粋
注意:ストレス度を計るテストではありません。

過去12 ヶ月のあなたの生活全体(仕事、社会との関わり、家族、休暇を含む)を見直して、この期間に起こった「変化」の度数を調べていきます。質問に答えるとき、下の表の度数を使います。自分に正直に答えてください。

1

2

3

4

5

変化なし又はほとんど変化なし 少しの変化があった 変化があった 結構な変化があった 非常に大きな変化があった

質問:
1.以前より疲れやすい、疲労が溜まっている、一日の終わりにはくたくたになる。
2.今の仕事に興味がなくなっている。
3.仕事全体に対してやる気がない。
4.物事に飽きっぽく、特に何もしないで何時間も過ごす。
5.自分や他人に対してより悲観的、批判的、けちをつけるようになった。
6.約束や締切日などを忘れることがあり、それについて気にしない。
7.より多くの時間を、友達や家族、職場の同僚と離れて一人で過ごしますか?
8.普段と比べて短気を起こしたり、敵意を持ったり、攻撃的になったりすることが増えましたか?
9.ユーモアのセンスが際立って減少したと思いますか?
10.以前より病気になりやすくなりましたか。(風邪や体の痛みを含む)
11.通常より頭が痛くなりやすいですか?
12.胃腸の調子が悪いですか?胃痛、慢性の下痢、大腸炎、など。
13.朝、とても疲れを感じたり、消耗した感じで起きることが多いですか?
14.以前は周りにいても気にならなかった人々を故意にさけていますか?
15.性欲の減少がみられますか?
16.他の人をまるで人格がない物質のように扱ったり、無神経に扱ったりしがちですか?
17.仕事上で、有意義な結果を何も出していないと感じたり、何かを変える力がないと感じていますか?
18.プライベートな時間において、有意義なことを何もしていないと感じたり、自発的に活動することがなくなったりしていると感じますか?
19.日々、仕事や人付き合い、将来のことや過去にあったことを考えたり心配して過ごす時間が長いですか?
20.限界を感じていたり、参っていたり、気力が衰えていますか?

<解説>
まず、まったく正確で絶対的に確実な一覧表は存在しないということを覚えておいてください。この燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)チェックリストによるあなたの点数は、(燃え尽き症候群に関する)あなたの体験の指標にすぎません。今のあなたの人生は収拾がついていないという程度に受け取ってください。
もし点数が高ければ、医師や心理療法士、カウンセラー、個人的なアドバイザーなどに相談して助けを得るようにしてください。今の状態から開放される最初の一歩は、「自分には問題がない」と否定をすることなしに、自分のそのままの状態を認めることです。

<20~30点>
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の心配はありません。人生や仕事に対して無頓着かもしれません。
<31~45点>
まじめによく働いている人にある平均的な数値です。時にはリラックスしましょう。
<46~60点>
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の比較的軽い症状が出ているようです。ライフスタイルを注意深く見直すことで改善が見られるでしょう。
<61~75点>
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の症状が出始めています。ライフスタイルの改善が必要です。
<76~90点>
あなたは燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)です。症状を緩和するための援助を受けてください。また、現在のライフスタイルを再評価し、改善すべきところはしていきましょう。
<90点以上>
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)のひどい症状です。緊急に症状を緩和する必要があります。現在の状態では、健全な身体と精神を保つことが困難なはずです。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の原因について

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、主に仕事などにエネルギーを使い果たしてしまうために起こります。燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の背景には、以下の要因が考えられます。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の背景>
◯理想と現実とのギャップ:1~3年目の新人がこのギャップに直面しやすいとされるが、10年以上のキャリアをもつ管理者や新人教育担当者の燃え尽きも多く見られる。
◯自分の内面と他人の外面を比べ、自分を非難する。
◯「DOING」(仕事をすること)と「BEING」(生活すること)が一緒になってしまうこと:本来であれば、「DOING」は「BEING」の中に含まれる位置づけになる。
◯ありのままの自分を受け入れずに、自分のニーズを満たそうとしない。
◯「報われ感」がない。
◯使命感・義務感・責任感が強すぎる一方で、トレーニングや経験が少ない。
◯手を抜けない状態が続く。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の対処法について

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の治療では、何といっても十分な休養が必要ですが、ここでは心と体の2つの側面からの対処法をご紹介します。

【燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)における「心」の対処法】
心の面からの対処法としては、自分に厳しくしすぎないことです。一定のところまでできたら少し休むようにするとか、自分を認めてあげることが必要です。
また、思い切って仕事を休むのも、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の対処法として、とても有効です。無理に気力をふりしぼることなく、自然に仕事への気力がわいてきた時に、仕事に復活すればよいのではないでしょうか。このため、周りの理解も非常に大切となってきます。ただ、仕事を長期で休めない場合もあると思います。そういう場合は、早めに心療内科にかかることをお勧めします。

【燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)における「体」 の対処法】
体の面からの対処法としては、生活のリズムや内容を見直すことです。体への負担も立派なストレス。体への負担が減るだけでも心にスペース(ゆとり)が
増えていくので、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の対処法として大きなポイントとなります。
お風呂で体を休める、しっかり睡眠をとる(早寝早起き)、食事に気をつける、パソコンやテレビの時間を減らす、適度な運動をするなど、生活習慣を見直して、体への負担を軽くしてあげてください。
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の対処法としては、心にも体にも充電期間を作ってあげることが必要です。復活してからは、高すぎる目標を設定せず、チカラを抜いて自然体で過ごすことを心がけることが大切です。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)からの回復>
◯身体的疲労からの回復には、休養や健康的な生活を送るなどの方法をとること。
◯精神的・情緒的疲労は共依存と深くかかわっている可能性も考えられる。そのため、共依存からの回復を考えることも必要となる場合がある。
◯予防にあたっては、セルフケアが重要となる。援助職のスタッフはどうしても自分のことをなおざりにしがちだが、意識的にセルフケアの時間や手段を確保することが燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の予防法として挙げられる。
◯職場内でのラインケア(同僚からのケア)も効果的な手段といえる。
◯「ここまで頑張れたから少し休もうか」と休憩を作るのが一番の対処法。

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の予防法について

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の予防としても、まず十分な休養を取ることが重要です。職場の人に気兼ねなく長期休暇を取り、仕事を忘れて気分転換できる環境があることが重要です。趣味やスポーツ、友達とのおしゃべりなど仕事から離れている時間を大切にしましょう。また、仕事のことを相談できる上司や同僚がいることも大切です。そして、リラックスできる環境を整えるとともに、自分の考え方を振り返って少しずつ変えていくこともしましょう。全てを完璧に仕上げるのを諦め、多少の妥協は許す、失敗したことのみに焦点を当てるのではなく、自分が達成してきたこと、出来ることに焦点を当て、自分を肯定的に評価するといったことから、ストレスをうまく対処できるようにしていきましょう。

<燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の予防>
◯燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の状態は、個人の性格と環境との相互作用で生じると考えられる。
◯正しい知識を身につけ、「いつもの自分と違う感じ」という、体や心のSOSサインをキャッチし、速やかに対処することが大切。
◯燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は徐々に進行するプロセスであり、対応を誤れば職業生活のみならず人生を破壊するほどの威力をもちかねない。家族関係の破綻・ひきこもり・飲酒や薬物問題・うつ・自殺企図などの背景ともなりうるものであり、決して軽視しないこと。

また、最近の研究では、燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は、継続的に運動をすることで、予防・改善できるという結果が報告されています。以下にその記事をご紹介します。

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【コラム】──燃え尽き症候群でうつ病リスク上昇、運動で改善を [イスラエル研究]

イスラエル・テルアビブ大学のSharon Toker氏らは、仕事による燃え尽き症候群(バーンアウト)でうつ病リスクが上昇するものの、身体活動(運動)が増加するに従って改善することが分かったと、2012年1月9日付の米医学誌「Journal of Applied Psychology」(電子版)に発表した。同氏らは、職場でのメンタルヘルス対策が不十分な場合、就労者は自らのストレス管理のために積極的に運動を行うべきと主張している。

Toker氏らは、2003~09年に3回にわたる定期健康診断を受けた民間企業および公共機関に就労する2,214人から、就業時間が週20時間以下やデータが不十分な人などを除く1,632人(男性70%、初回検診時の平均年齢46.6歳)を対象に解析を行った。

(1)健診1~2回目の燃え尽き症候群の増加が健診2~3回目のうつ病の増加に与える影響、(2)健診1~2回目のうつ病の増加が健診2~3回目の燃え尽き症候群の増加に与える影響―を検討。さらに、それぞれに対する運動の影響についても分析した。

その結果、健診1~2回目の燃え尽き症候群の増加は健診2~3回目のうつ病の増加と関連し、この関係は運動強度が増えるに従って減少した。一方、健診1~2回目のうつ病の増加は健診2~3回目の燃え尽き症候群の増加と関連し、この関係も運動強度が増えると減少した。

燃え尽き症候群とうつ病の関連は、運動を全く行わない人で最も顕著で、1週間当たりの運動時間が多くなるにつれて弱まり、運動時間が最も多かった人(240分)では、2つの病気の関連が認められなくなった。

今回の結果から、Toker氏らは「健診1~2回目で燃え尽き症候群が増加すると健診2~3回目でうつ病が増加し、同様に、健診1~2回目でうつ病が増えると健診2~3回目で燃え尽き症候群が増えることが明らかになった。この関連は、運動を全く行わない人で最も強く、運動強度が上昇するに伴い関連が弱くなることが分かった」と結論。集中的な運動による心理的ストレスへの耐久力や回復力を示す研究報告を例に挙げ、特にメンタルヘルス対策が不十分な職場では、就労者自身が運動によりストレス管理を積極的に行うべきと提言している。

出典先URL http://kenko100.jp/news/2012/03/01/02

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五月病

2013-05-18

五月病について

新入学生や新入社員などが、新しい環境になじめないことから起きる心身の不調が五月病です。医学的な意味での「病気」ではなく、1~2カ月の短期間で以前の状態に戻ることも多いことから軽く見られがちですが、放置しておくと、うつ病などに移行することもあります。

自分なりのストレス解消やリラックスに努め、不調な状態を長引かせないことが大切です。

 

 

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五月病とは?

五月病とは、新入学の学生や新入社員などが、期待をして新しい生活をスタートしたものの、これまでと違う環境になじめないことから起こるストレス状態のこと。また、受験や就職活動など、憧れの学校や会社に入ったことで目標を見失ったり、理想や夢と現実とのギャップに悩んだりすることで陥る無気力状態のこと。

五月病という名称の由来は、新年度が4月から始まる日本で、さまざまな変化が一段落する5月の連休が明けた頃、この状態に陥る人が多いことから、そう呼ばれるようになりました。しかし、社会人においては、入社直後から新入社員研修が行われ、配属から実務に入って落ち着く6月頃に、こうした状態になるケースも少なくありません。この場合は、新五月病、六月病という名称を使うこともあります。

「病」という文字がついているので誤解されやすいのですが、五月病は俗名であり医学用語ではありません。このため、医学的にどういう状態を五月病とするかの定義もありません。環境の変化に心身が追いついていけない状態ということでは、適応障害の一種と捉えることができ、大きな目標を達成した後の無気力状態ということでは、燃え尽き症候群(バーンアウト)の一種と捉えることができるでしょう。ちなみに、専門医や心理学者の間はアパシーシンドローム(無気力症候群)と言われることも多く、学生の場合はスチューデント・アパシー、社会人の場合はサラリーマン・アパシーと呼び分ける場合もあるようです。

<五月病に陥るきっかけ>

●大きな目標を達成した解放感
●新しい目標を見いだせない空虚感
●初めての一人暮らし
●時間の使い方など生活習慣の変化
●新しい環境や人間関係からくる緊張感と疲労
●新生活の理想と現実とのギャップ
●PCなどに対するテクノストレス
●ノルマなどのプレッシャー
など

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五月病に陥るプロセスと影響について

新入学や入社などの環境の変化は、自分で感じている以上に心身にストレスを与えます。最初のうちは、新しい環境への期待が大きいため、あまり疲れを自覚することなく過ごしていますが、さまざまなことが落ち着く頃にゴールデンウィークが到来。すると、それまでの緊張や一種の興奮状態が緩み、溜まっていた疲れが表に出てきます。また、新入社員の場合は、配属先の仕事内容が分かってくる6月頃になると、思っていた仕事とは違うと感じたり、命じられた仕事に意義を見いだせないように感じたりして、理想と現実とのギャップを実感するようになります。そして、「これで良かったのか」「これからうまくやっていけるのか」「こんなことをやっていていいのか」といった疑問や不安に囚われてしまうのです。つまり、どちらかと言えば、生真面目で几帳面だったり、内向的で悩みや愚痴を気軽に誰かに話すのが苦手だったりする人が、五月病になりやすいといえるでしょう。

こうして溜めこんだストレスが一定レベルを超えたとき、心身にさまざまな不調が出てくるのです。また、五月病になると、生活に不都合が生じることもあります。朝起きられないために遅刻や早退、欠席・欠勤が増えたり、何をするにも面倒でやるべきことをやらなくなったり、集中力が低下して仕事の効率が悪くなったり、ミスを繰り返したり…といったことが出てきます。

<五月病の身体的・精神的症状>

身体的不調
朝起きられない、不眠、食欲不振、疲労感(疲れやすい)、めまい、頭痛、腹痛、便秘、下痢、動悸 など

精神的不調
やる気が出ない、興味・関心がわかない、気分が落ち込む、不安感、焦燥感、挫折感、無力感 など

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五月病になったときの注意点と対処方法について

五月病はうつ病の症状と似ていますが、うつ病と違って、仕事や学業を離れた趣味などは普通に楽しめることも多いようです(ただし最近は、仕事以外ではうつ症状が出ない「新型うつ病」も増えてきています)。このため、周囲からは、単なる怠けのように受け取られることもあります。しかし、五月病も、自分ではコントロールできないつらい状態です。また、五月病に陥っていることを本人や周囲が気づいている場合、「ただの五月病だから、放っておいてもいずれ良くなるだろう」と何もしないでいるケースも少なくありませんが、長期間この状態でいると、実際にうつ病に移行する危険性があります。1か月以上、心身の不調が続くようであれば、心療内科などでチェックしたほうが良いでしょう。

五月病を予防するには、適切な気分転換を図ることと、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。また、できるだけ規則正しい生活と食事を心がけましょう。心身をリラックスさせるサプリメントを、試してみるのも良いでしょう。そして、元気になってきたら、少しずつ興味が持てることを探したり、小さな目標を見つけてみたりすると良いかもしれません。

五月病の予防・対策>

●ストレス解消方法を見つける
現代社会において、ストレスを避けることは非常に困難です。ストレスを感じたら、早目に解消できる自分なりの方法を持ちましょう。スポーツや趣味の活動、温泉、小旅行、カラオケといったように、日常的にできることがおすすめです。

●話を聞いてもらう
悩みや愚痴、心の中のモヤモヤを一人で抱えていると、ストレスを溜めてしまいます。根本的な解決が難しいものでも、じっくりと話を聞いてもらうだけで気持ちはだいぶ楽になります。親しい人に話すことに躊躇があるなら、カウンセラーを訪ねてみるのも良いでしょう。

●日常生活を整える
規則正しいリズムで寝起きをする、定期的に体を動かす、健康的な食生活を心がけるなど、日常生活を整えましょう。

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空の巣症候群

2013-05-02

「空の巣症候群」について

自分の生きがいだった子供が独り立ちして、親の保護を必要としなくなると、母親は肩の荷が降りたと同時に言いようのない淋しさを感じるといいます。空の巣症候群になると、子育てを終えて虚しさを感じるうつ状態から、日常的に虚しさや自信喪失、不安などに襲われ、そこから逃れるために飲酒に走り、いわゆるキッチンドランカーとなってしまうことも。内交的で人と付き合うのが嫌いな性格で、家にいるほうが好きというタイプに多い。子育てを生きがいとしてきた良妻賢母型の専業主婦に多いが、更年期や夫との絆の弱さなどの要因も指摘されています。空の巣症候群の症状としては、頭痛、肩こり、胸苦しさ、吐き気、食欲低下、不眠などの身体症状を伴うことが多く、誤診されやすいのも空の巣症候群の特徴です。

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空の巣症候群とは?

空の巣症候群(エンプティ・ネスト・シンドローム:empty-nest syndrome)は、40~50代くらいの中高年の女性(主婦)が陥りやすいといわれている抑うつ状態のことです。子どもが成人して、進学や就職、結婚などで巣立っていき、夫は仕事が忙しくて不在がちで、ひとり家庭に取り残された主婦が、空虚感や不安感、抑うつ感などにとらわれて心身の不調を訴えるようになります。

親元から巣立っていくタイミングで発症するので、ひな鳥が巣立ってしまい、空になってしまった鳥の巣にたとえて、米国で「空の巣症候群」と名づけられました。

空の巣症候群は、子供の大学進学や就職、結婚などが契機となり、自分が家族に必要とされていないという「役割喪失」を経験することから始まります。

子育ては20年前後続く、他に類を見ない大仕事です。子育て中は時間に追われ、たまにはのんびりしてみたいと愚痴っていた主婦も、いざ子供が独立して、時間があり余るようになると、急に張り合いがなくなり、ぽっかり心に穴が開いたようになることがあります。そうなると、空になった家に一人残され、孤独感に襲われます。また、ちょうど更年期障害の時期と重なると、その状況はますます悪化します。

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空の巣症候群に陥りやすいタイプ

空の巣症候群になりやすいタイプとしては、特に内向的で人付き合いが苦手、外に出るよりも家にいる方が好きで、子育てに没頭し、自分のことは二の次、子育てを生きがいとしている専業主婦などに多く見られる傾向があるようです。

そのような人が子供に親離れされると、献身の対象を失い、心に大きなダメージを受けます。子どもが成長し、親離れするということは、母親という役割を失う一種の喪失体験となるからです。良妻賢母型の人は特に注意が必要です。

空の巣症候群は放置しておくと、不眠や手の震えなどさまざまな症状が現れる自律神経失調症や、うつ病に発展するケースもある危険なサイン。早めに対処することが大切です。

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空の巣症候群の症状について

空の巣症候群に見られる症状は、大きく精神症状と身体症状の2つに分けられます。主な精神症状としては、いいようのない寂しさ、虚無感、不安感などがあり、身体症状としては、頭痛、肩こり、吐き気、食欲低下、不眠などの症状が現れます。また、空の巣症候群ではこうした状態から抜け出そうとする逃避行動として、台所にこもってキッチンドランカーとなり、アルコール依存症に陥ってしまうケースもあります。

症状としては、上述のような頭痛や肩こり、不眠症、吐き気などが主な症状であるため、本人も気づかなかったり、病院で誤診されることも多くあります。不安や焦燥感など精神的な症状と食欲不振や頭痛などの肉体的な症状があり、実際、うつ病に大変よく似た症状といえます。また、自律神経失調症にもよく似ています。

<空の巣症候群に見られる主な症状>

[精神症状]
いいようのない寂しさ・虚無感・不安感・うつ傾向・自信喪失
●●●●●●●●●
キッチンドランカー・アルコール依存症の危険

[身体症状]
頭痛・肩こり・吐き気・食欲低下・不眠・胸苦しさ

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空の巣症候群の原因について

空の巣症候群の原因としては、本人の性格的傾向や更年期によるホルモンバランスの変化などの内的要因と、子供の独り立ち、夫との関係といった外的(環境的)要因の2つがあるとされています。これらの内的要因と外的要因が重なり合うことで、子育てに専念していた女性に喪失感や虚脱感、不安感、葛藤状態、うつ状態などが現れるといわれています。

子育てが終わることは、母親としての役割を失うことでもあります。子育てを終え、心の支えや情熱を注ぐ対象を失ったむなしさから、日常的に喪失状態になるのです。

こうした症状を訴える女性が増えている背景としては、一世帯当たりの子供数の減少など、ライフスタイルの変化があります。また、夫が仕事人間であったり、単身赴任中で家事や子育てを妻に任せきりであると、子育てを終えた妻の孤独感を理解できない、というケースもあるようです。

空の巣症候群が深刻化している場合は、簡単には解決できないケースが多く、医師によるカウンセリングや心療内科による治療、家族のサポートが必要です。

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空の巣症候群の対処法について

空の巣症候群は、うつの症状が軽ければ、薬や通院、カウンセリングが必要ないケースがほとんどです。具体的な空の巣症候群の対策方法としては、何よりもまず、ゆっくり休む、何も考えないなど、リラックスした生活を送ることです。そして、十分な休息をとった後で、子供はいずれ育っていくものと考え、趣味や習い事を通じて、子供以外の生きがいを見つけましょう。また、地域の集まりに積極的に参加したり、特に夫婦間のコミュニケーションを増やして、第二の人生を夫婦で楽しく過ごせるようにあらかじめ人生設計を立て、共通の趣味を見つけていくのが良いでしょう。

最もよくないのは、何もしないことです。うつ状態を悪化させてしまうといわれています。考えたり、悩んだりする隙間を作らないというのが秘訣です。子供の独り立ちは第二の人生の始まりと、プラスに捉えるようにしましょう。プラス思考は、うつの特効薬です。それでも回復しない場合には、心療内科やメンタルクリニックの受診をおすすめします。

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空の巣症候群を予防するポイントについて

母親にとっては、自分のお腹から生まれて、長年当然のようにして傍にいた子どもが離れていくことは、とても大きな喪失感を伴います。子どもの自立は親にとって喜ばしいことでもありますが、同時に大きな対象喪失の体験でもあります。自分が子どもにとって、もう必要のない存在になってしまったのではないだろうか、そんな気持ちを抱く方も少なくありません。

ここで大切なのが、家族の最小単位は夫婦だということです。つまり、子どもと母親の関係だけにフォーカスするのではなく、子どもの成長のプロセスに合わせて、夫との関係を見直し、子どもが巣立っていった先の将来を見通していくことが、空の巣症候群の予防策だといわれています。

もし、空の巣症候群に陥ってしまった場合は、そのこと自体を夫との関係を見直す機会と捉えればよいかもしれません。この年代の女性は自分自身の更年期や閉経と重なり、加齢に伴う自己イメージが喪失感を伴いながら変化している時期であり、女性としての在り方においても不安定な時期です。この時期に再び夫と向き合っていくことは、その後の生活に大きな影響をもたらします。中年期は人生の「内省の時期」と言われています。
夫との関係を含めて子育てや仕事から解放されて、これからの人生をどう過ごすのか、何をするのかをゆっくり考えてみるのがよいでしょう。

<空の巣症候群を予防する4つのポイント>

Point 1.
子どもはいずれ巣立っていくものと考え、子育て以外の生きがいを見つける。

Point 2.
夫婦のコミュニケーションを増やす。

Point 3.
子どもが家を出た後の人生プランを立てる。

Point 4.
友人同士や、夫婦で共通の趣味を見つける。

マタニティブルー

2013-04-09

「マタニティブルー」について

マタニティブルーの代表的な症状例としては、「わけもなくイライラする」「急に悲しくなって涙を流す」などがありますが、他にも「誰にも会いたくない日が続いた」「喜怒哀楽が激しくなった」「子育てに自信が持てず、強い不安に襲われる」など症状やその重さにも様々なものがあります。

かわいい赤ちゃんの寝顔を見つめていても、突如としてこみ上げてくる不安や悲しみ。これらは産後のホルモンバランスの激変によって引き起こされる「マタニティブルー」と呼ばれる諸症状のひとつです。

マタニティブルーは、出産から産褥10日頃までに(通常は産後3~5日にピークがあります)、はっきりとした理由もないのに泣きたい気持ちになったり、軽いうつ状態になったりします。
症状は、1~2日で自然に消失する特別な治療を必要としない精神状態をいいます。欧米の発症頻度は、50~80%で、日本女性の頻度は25%と、日本の方が低いとされています。

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マタニティブルーとは?

マタニティブルーとは、産前、妊娠中もしくは産後2~3日目になると、わけもなく涙が出てきたり、家族のちょっとした言葉が気にさわって悲しくなるなど、情緒不安定な精神状態になることをいいます。

これは出産を境に、これまで盛んに分泌されていた女性ホルモンが急激に低下し、ホルモン状態が大きく変わるため、自律神経系に影響し、感情の変化として本人の自覚の有無に関わらず現れます。そのほかにも、分娩や慣れていない育児の疲れ、睡眠不足、家でひとり育児にとり組まなければならない孤独感や不安などのストレスが重なり、感情が不安定になります。主な症状は、イライラや落ち込みといった情緒不安定をはじめ、不眠や食欲不振、軽いうつ状態になることもあります。夕方になると、訳もなく涙が出てくるということもしばしば。しかし、ピークは産後2~3日目で、産後1カ月くらいになれば症状は消えていきます。

マタニティブルーは珍しいことではなく、多くの女性がマタニティブルーの経験をしています。特に、性格的に責任感の強い人や完壁主義の人は、マタニティブルーになりやすく、それをきっかけに、産後うつや育児ノイローゼに移行するケースもあります。しかし、多くの場合は、妊娠中のつわり同様、生理的に働く一過性の症状と考えていいでしょう。

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マタニティブルーの症状と診断について

マタニティブルーの主な症状としては、気持ちが落ち込みやすい、不安に感じやすい、イライラする、悲しみ、怒りなどマイナスの気持ちが強く現れます。
妊娠中や出産後はホルモンバランスが乱れやすく、自分で抑えようと思ってもどうしようもできない場合があります。特に、妊娠後期は出産への不安やお腹が大きくなってくる制約の問題から、イライラやストレスが溜まりやすくなっているため、注意が必要です。

マタニティブルーでは、主に次のような症状が見られます。出産直後にこれらの症状がいくつか当てはまる場合は、マタニティブルーに陥っている可能性があります。しかし、マタニティブルーになっていたとしても、過度に不安になったり、落ち込んだりする必要はありません。こうしたマタニティブルーの症状は、通常1~2週間ほどで徐々に改善されていきます。

<マタニティブルーの症状>

  • イライラして、周囲に八つ当たりしてしまう
  • 訳もなく涙もろくなる
  • 気分が沈み、落ち込んでしまう
  • 食欲がなくなる、逆に食べ過ぎてしまう
  • 集中力が低下する
  • 気分がコロコロ変化してしまう

<マタニティブルーの診断>
下記のA~Dすべての項目を満たした場合、マタニティブルーである可能性が非常に高いといえます。

A. 以下の2項目の両方を呈する状態が、出産後でかつ5日までに発症し、産後2週間未満で消失する。
1)特別な状況と関係なく泣きたくなったり、実際に泣くなど涙もろくなった。2)抑うつ感がある。

B. 以下の症状のうち少なくとも2項目を満たす。
1)不安(過度の心配)がある。
 2)緊張感がある。
 3)落ち着かない。
 4)疲労感がある。
5)食欲不振がある。
 6)集中困難な状態。

C. 下記のような分類不能な機能的精神病のいづれも基準を満たさない。
1)定型・準定型うつ病、断続うつ病
 2)循環気質型人格、気分易変型人格
3)双極性障害、恐怖性不安障害、全般性不安障害
 4)強迫症、恐怖症、身体化症 5)摂取障害
6)統合失調症
 7)分裂感情障害

D. 下記のような器質的疾患からも説明できない。
1)精神活性物質常用障害
 2)人格障害

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マタニティブルーの対処方法について

多くの場合、マタニティブルーは時間の問題です。そのため、治療は必要ありません。ホルモンバランスが妊娠前の状態に戻っていくにつれて、自然に改善していきます。また、睡眠時間をしっかりとることで和らげることも可能です。ただ、赤ちゃんへの授乳があるため、まとまった睡眠時間をとることは難しいかもしれません。もし、里帰り出産をしている場合は、数日間は親の協力を仰ぎ、サポートしてもらうのがよいでしょう。里帰り出産の場合は、実家にいることや、育児を親に協力してもらえるという安心感もあるため、比較的早期にマタニティブルーの症状が改善されるケースが多いです。里帰りしない場合は夫の協力が必要となってきます。

マタニティブルーは、ホルモンバランスの変化による影響も大きいですが、精神的・肉体的な疲労やストレスが重なると改善されにくくなり、悪化して産後うつに陥ってしまう可能性もあります。そのため、何よりもリラックスして精神的に安定できるような環境づくりが大切です。人によっては退院後の人間関係や育児環境などが原因で、マタニティブルーになってしまうケースもあります。そのため、夫だけでなく、周囲の理解と思いやりがとても重要です。出産を予定している場合は、出産前から周囲にマタニティブルーの症状や協力の必要性について、あらかじめ伝えておくとよいかもしれません。

いずれにしても、マタニティブルーを乗り切るためには、当人だけではなく、周囲の協力が欠かせません。自分でできるリラックス法としては、ハーブティーを飲む、アロマバスに入る、などの方法があります。もちろん、人それぞれによってリラックス方法も異なるので、自分なりのリラックス法を見つけるつもりで、いろいろと試してみるとよいでしょう。

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マタニティブルーと産後うつの違いについて

マタニティブルーは通常、1~2週間で改善されていきますが、それ以上の期間にわたってマタニティブルーに似た症状が続く場合は、産後うつの可能性があります。マタニティブルーと産後うつの症状は非常によく似ていますが、実際はまったく異なるものです。産後うつは、産後1ヶ月頃から症状が出始め、人によってはマタニティブルーから産後うつへと移行してしまう場合もあります。マタニティブルーが長引いているだけ、と放置してしまうと非常に危険なので、注意が必要です。もし1ヶ月以上、マタニティブルーに似た症状が続くようであれば、行きつけの産婦人科や最寄りの病院などで相談することをおすすめします。産後うつは、他のうつ症状と異なり、早期発見、早期治療が可能です。

マタニティブルーは、多くの人が経験する症状です。周囲の理解と思いやり、協力があれば症状の長期化は避けられます。そのためにも、出産前から周囲の人にマタニティブルーについて理解してもらうことは非常に有効です。

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DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)について

2013-03-26

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)について

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)は、一般に、夫が妻を虐待するものとして認識されていますが、実際には、さまざまなケースが含まれます。

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)を行う人は、自分が加害者であることを自覚していないことが多く、また、家庭のように閉鎖された状況で起こることであるため治療のきっかけが、なかなかつかめません。

しかし、暴力は許されることではありません。状況改善に向け、勇気をもって一歩踏み出しましょう。

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他人からは見えにくい閉鎖的環境下の暴力―DVについて

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)とは、夫婦や恋人、元夫婦といった親密な関係の男女間で振るわれる暴力のこと。親子やきょうだい、親戚間の暴力も含めて言う場合もありますが、本質は、異性間において、どちらか一方が相手を暴力的に支配している状態を言います。このため、「ジェンダーバイオレンス」という呼び方をすべきだと主張する専門家もいます。いずれの関係性でも、男性が女性を虐待するケースが一般的ですが、近年では逆のケースも増えているようです。

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)には、下の表に示したような5つの種類があります。

<DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)の種類>

1 身体的暴力 殴る、蹴る、物を投げるなど、身体に直接的な苦痛を与える虐待行為
2 心理的暴力 怒鳴る、罵る、脅す、無視する、束縛する、監視する、ペットを虐待するといった、精神的にストレスを与える虐待行為
3 性的暴力 性行為を強要する、避妊に協力しない、異常な嫉妬、浮気をするなど、性に関する一方的な行為
4 経済的暴力 生活費を渡さない、支出を細かくチェックする、家庭のお金を勝手に使う、働かせないなど、経済的自由や生活を脅かす行為
5 社会的暴力 電話や手紙の内容を知りたがる、外出させない、行動を制限して社会的に隔離する行為

 

このように、DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)は、必ずしも身体的な虐待ばかりではありません。不自由さや恐怖を感じたら、それらの行為はすべてDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)であり、明白な人権侵害(犯罪)なのです。

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)は、次の3段階のサイクルがあります。

1 蓄積期
DV加害が、自分の身の回りの状況や願望が満たされないことに対するストレスを溜め込む時期。ささいなことで怒ったり、ピリピリと神経質になってきます。

2 爆発期
ストレスの限界を超えると、突然、暴力が始まります。暴力的な衝動を抑えられなくなっているので、非常に危険な状態です。

3 安定期
暴力でストレスが発散されたことにより、精神状態が落ち着きます。被害者に泣いて謝ったり、二度と暴力は振るわないと約束したりして、プレゼントを買うなどの優しい態度を見せるため、「ハネムーン期」などと呼ばれるが、DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)が解消したわけではなく、再びストレスを溜め始めます。

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どんな人がDVに陥りやすいのか―DV加害者の特徴

DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)の加害者のことを、「バタラー」と言います。バタラーは、パートナーを服従させるための手段として暴力を使い、恐怖でパートナーを支配しようとします。しかし、バタラーは、見るからに粗野だったり暴力的だったりするわけではなく、知的と言われる職業や社会の中で責任ある立場にいるようなバタラーも、決して少なくはないのです。彼らは、外づらと内づらが大きく違うことが多いため、周囲からは優しく完璧な配偶者や恋人と思われていることもしばしばですが、パートナーに対しては、まったく別の顔を見せます。しかも、ほとんどの場合、バタラーに加害者である意識はなく、さまざまな理由をつけて暴力を正当化します。また、一般的にバタラーは、以下のような特徴を持っていると言われています。

  • ものごとを矮小化してとらえる
  • 自分の非や責任を認めない
  • 人のせいにする
  • 嫉妬心、所有欲が強い
  • 自分を変えることを極端に嫌う

<DV加害者チェック>
□相手が自分の親しい人を好きでなかったら嫌だ
□相手に批判されたら腹が立つ
□相手が自分をコントロールしようとするのは許せない
□相手が自分の人生について指示されたら腹が立つ
□相手に自分の行動や考えについて口を出されたくない
□相手にアドバイスされると内容がどうあれ腹が立つ
□相手に何か要求されるのは嫌だ
□相手の世話をすることを期待されたくない
□相手に拒否されたら腹が立つ
□相手よりも自分のほうが偉い
※3つ以上当てはまる場合は、DV加害者になる可能性があります。

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なぜ、DVから逃れられないのか―DV被害者の心理

逃れようと思えば逃れられそうなのに、いつまでもDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)のパートナーと一緒にいるDV被害者のことを、周囲は不思議に思うものです。しかし、DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)の被害者は、一種の洗脳状態にあります。暴力的言動を繰り返し受けることにより、物理的に拘束されていない場合でも、あたかも監禁されているような心理になってしまうのです。

また、「蓄積期」「爆発期」「安定期」のDVサイクルの中に取り込まれてしまうと、バタラーの態度の変化によって激しい精神的混乱が起こります。このため、安定期の優しさが本当の優しさのように思えたり、爆発期の暴力が「自分が至らないせいだ」と思い込んでしまったりして、今の関係を改善することよりも維持することにエネルギーを注いでしまい、結果としてDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)を進行させてしまいます。

しかし、被害者が相手を思いやれば思いやるほどバタラーの状態が悪化するのがDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)です。一生懸命にがんばっても報われないことがわかると、被害者は無力感や絶望を味わうようになり、うつ病を発病することもあります。また、首尾よくバタラーの支配から逃れることができた場合でも、「これでよかったのか」と自分を責めたり、「もしかすると、自分が離れたことで相手は今度こそ反省しているかもしれない」などと期待して、再び元の状態に戻ってしまうこともあるのです。こうした心理状態から開放されるためには、状況や必要に応じて、カウンセリングなどを受ける必要もあるでしょう。

<DV被害者チェック>
□相手の期待に応えられないと悪いと思う
□相手に対して怒りを表現することに罪悪感がある
□相手を傷つけてはいけないと思う
□相手の為にいつも最大限の努力をしないといけないと思う
□相手の言うことに逆らえない
□相手に大声を出されたり怒られたりすると強い恐怖を感じる
□相手が聞きたくないと思うことは言えない
□相手が自分を嫌いになったら、と思うと怖くなる
□相手が喜んでくれないと悲しい
□相手の生活を自分が良くしてあげたいと思う
※3つ以上当てはまる場合は、DV被害者になる可能性があります。

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産後うつ

2013-03-12

「産後うつ」について

産後うつ産後うつ病とは、分娩から数週間、ときに数カ月〜数年までの時期にみられる強い悲嘆と、それに関連する心理的障害が起きている状態のことをいいます。現在では出産女性の10人に1人が、産後にうつ病になるといわれています。1人目の出産で産後うつになる場合もあれば、3人目の出産で産後うつになる場合もあります。そういう意味でも産後うつは、出産した女性なら誰でも陥る可能性がある病気です。しかも、産後うつは、うつ病同様に放っておいて治る病気ではありません。ただ放置していても、状況は悪化する可能性の方が高く、結果として心中や幼児虐待などを引き起こしかねず、母子両方にとっては非常に危険な要素をはらんでいます。少しでも異変を感じたら、できるだけ早い段階で対処することが必要です。対処が早ければ早いほど、症状も軽く、回復も早く済ませることができます。

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産後うつとは、どんな病気?

産後3日以内に生じる悲しさや惨めさなどの感情は、マタニティーブルーと呼ばれており、出産を経験する多くの人がこれを経験します。こうした感情は通常は2週間以内に治まるので、あまり心配することはありません。ところが、産後うつ病はこのマタニティーブルーよりも重度の気分の変化を伴い、その症状はうつ病の症状とほぼ同じで、気分が沈む、やる気が起きない、眠れない、なかなか寝付けない、逆に眠くて仕方ない、体重の激減もしくは激増、集中力の散漫、何にも興味が沸かない、焦燥感、イライラする、不安を感じる、孤児だと感じる、涙もろくなる、疲れやすい、生きていたくない、生きていても仕方ないと思う、赤ちゃんを愛せないなどといった精神的な不安に悩まされ、数週間から数カ月間、長い場合には数年続きます。こうした産後うつは妊娠・出産を経験する女性の約1%(10人に1人)に見られるといわれています。さらに、ごくまれに(1,000人に1人くらいの割合で)重症の産後うつに陥るケースもあり、その場合は、「産後精神病」と呼ばれ、産後うつの症状に加えて、幻覚や幻聴、おかしな行動、暴力的な思考や暴力的な行動、被害妄想、自殺願望などいわゆる統合失調症と似た症状を伴います。産後精神病に陥った場合は、症状が急変しやすく、激しい情動的興奮を伴うため、できる限り早期の措置入院による緊急の治療が必要になります。放置していると、本人は現実と非現実の境界を見失っているため、自殺や子供に危害を加えるなど、悲劇的な結果になりかねません。

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産後うつの原因と診断について

産後に悲しい気持ちやうつ状態が生じる産後うつの理由はよくわかっていません。原因としては、

1. 一部のホルモン、特にエストロゲンとプロゲステロンなどが急激に減る、産褥期の副腎皮質刺激ホルモン放出・低下に代表される急激な内分泌環境の変動といった内分泌学的要因。

2. 母親になるという新たな役割の変化による社会心理学的要因。

3. 仕事熱心、凝り性、徹底性、几帳面などの病前性格。

4. 遺伝学的要因。

これらの要因が複合的に関与して発症すると考えられていますが、明らかではありません。
妊娠前からうつ病があった人は産後うつ病になる可能性が高いといわれています。そのため、妊娠中には医師や助産師にうつ病経験があることを伝えておく必要があります。陣痛や分娩の苦しみ、睡眠不足、孤立感や無力感など、出産や育児に伴うストレスも産後うつ病の原因となることがあります。産後うつ病になる人は、妊娠前にうつ病やその他の心理的障害があったり、家族にうつ病の人がいる場合があることも報告されています。

また、核家族化が進み、祖父母やご近所などとの関係が希薄になり、相談できる相手がいないなど、社会的にもフォローの難しい生活環境や夫婦間の理解不足などによって、産後うつ病が起こる可能性はさらに高まっています。

産後うつの診断については、症状および経過から本症が疑われる際に、「エジンバラ産後うつ病調査票」(EPDS)を用いてスクリーニング検査を行います。この調査票の合計数が9点以上あった場合、産後うつの疑いがあると診断されます。9点以上ある方は、すぐにでも専門医の診察を受けることを強くお勧めします。

<エジンバラ産後うつ病調査票(EPDS) >

産後の気分についておたずねします。あなたも赤ちゃんもお元気ですか。最近のあなたの気分をチェックしてみましょう。今日だけでなく、過去7日間にあなたが感じたことに最も近い答えに○をつけてください。必ず10項目全部に答えてください。

1. 笑うことができたし、物事の面白い面もわかった。

  • (0)いつもと同様にできた。
  • (1)あまりできなかった。
  • (2)明らかにできなかった。
  • (3)全くできなかった。

2. 物事を楽しみにして待った

  • (0)いつもと同様にできた。
  • (1)あまりできなかった。
  • (2)明らかにできなかった。
  • (3)ほとんどできなかった。

3. 物事がうまくいかない時、自分を不必要に責めた。

  • (3)はい、たいていそうだった。
  • (2)はい、時々そうだった。
  • (1)いいえ、あまり度々ではなかった。
  • (0)いいえ、全くそうではなかった。

4. はっきりとした理由もないのに不安になったり、心配したりした。

  • (0)いいえ、そうではなかった。
  • (1)ほとんどそうではなかった。
  • (2)はい、時々あった。
  • (3)はい、しょっちゅうあった。

5. はっきりとした理由もないのに恐怖に襲われた。

  • (0)いいえ、そうではなかった。
  • (1)ほとんどそうではなかった。
  • (2)はい、時々あった。
  • (3)はい、しょっちゅうあった。

6. することがたくさんあって大変だった

  • (3)はい、たいてい対処できなかった。
  • (2)はい、いつものようにうまく対処できなかった。
  • (1)いいえ、たいていうまく対処した。
  • (0)いいえ、普段通りに対処した。

7. 不幸せな気分なので、眠りにくかった。

  • (3)はい、ほとんどいつもそうだった。
  • (2)はい、時々そうだった。
  • (1)いいえ、あまり度々ではなかった。
  • (0)いいえ、全くそうではなかった。

8. 悲しくなったり、惨めになったりした。

  • (3)はい、たいていそうだった
  • (2)はい、かなりしばしばそうだった。
  • (1)いいえ、あまり度々ではなかった。
  • (0)いいえ、全くそうではなかった。

9. 不幸せな気分だったので、泣いていた。

  • (3)はい、たいていそうだった。
  • (2)はい、かなりしばしばそうだった。
  • (1)ほんの時々あった。
  • (0)いいえ、全くそうではなかった。

10. 自分自身を傷つけるという考えが浮かんできた。

  • (3)はい、かなりしばしばそうだった。
  • (2)時々そうだった。
  • (1)めったになかった。
  • (0)全くなかった。

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産後うつの治療法について

産後の女性が悲しく沈んだ気持ちになった場合、家族や友人の支えがあればそれ以外の治療は必要ないことがほとんどです。しかし、うつ病と診断されたときには専門家の助けが必要です。

産後うつの具体的な治療としては、以下のようなものがあります。産後うつは「うつ病」と同様、いわばエネルギーが枯渇し、疲弊した状態であるといわれています。そのため消耗を避け、エネルギーの蓄積・回復を図るのが治療の基本です。休養は非常に重要で、安静や睡眠の確保を行います。焦燥感が強い場合は、鎮静作用の強い抗精神病薬であるレボメプロマジンなどを適宜併用して、安静・睡眠確保を図ります。

産後うつの薬物療法としては、うつ状態には抗うつ薬を用い、不安の強い場合は抗不安薬を併用します。薬物療法としては、抗うつ薬により抑うつの改善を図ります。また、精神療法として病気としてのうつ状態の説明、予後の保証、治療の必要性、経過の見通し、治療内容・薬物の説明を繰り返しわかりやすく伝えます。

抗うつ薬としては、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)であるマレイン酸フルボキサミン、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)である塩酸ミルナシプラン、モノアミン再取り込み阻害薬である塩酸アミトリプチリンなどがあります。抗うつ薬の服用が行われ、臨床的にその効果が実証されていると考えられています。ただし抗うつ薬の効果は必ずしも即効的ではなく、効果が明確に現れるには1~3週間の継続的服用が必要です。

抗うつ薬のうち、従来より用いられてきた三環系あるいは四環系抗うつ薬は、口渇・便秘・眠気などの副作用が比較的多いです。これは、抗コリン作用、抗α1作用なども併せ持っているため、こうした副作用が現れると考えられています。さらに、三環系抗うつ薬の場合、大量服用時にQT延長や急激な徐脈などの致死的な不整脈をきたす可能性があります。四環系抗うつ薬では、抗コリン作用や心毒性が比較的弱いといわれています。

近年開発された、セロトニン系に選択的に作用する薬剤SSRIや、セロトニンとノルアドレナリンに選択的に作用する薬剤SNRI等は、副作用は比較的少ないとされています。しかし、臨床的効果は三環系抗うつ薬より弱いとされています。また、不安・焦燥が強い場合などは抗不安薬を、不眠が強い場合は睡眠導入剤を併用することも多くあります。

産後うつは治療開始から3~6ヶ月で軽快することが多いといわれていますが、カウンセリングのような精神的な支えや、場合によっては薬物治療が必要になります。実際、産後うつの治療では、カウンセリングと抗うつ薬療法を組み合わせた治療がよく行われています。

産後精神病の場合は、入院治療が必要になることもあります。この場合、できれば子供と一緒に過ごせる部屋に入院します。治療には抗うつ薬のほか、抗精神病薬が必要になることもあります。母乳で子育てをしている人は、薬を服用する前に、授乳を続けられるかどうかを医師と相談します。

精神症状をもちながら育児・家事を遂行するのは大変な負担であり、病状悪化にもつながる可能性があります。そのため、家族、特に夫が育児や家事に協力し患者をサポートすることは非常に重要です。

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情緒不安定を改善または克服

2011-02-28

■情緒不安定について

情緒不安定情緒不安定とは、簡単にいえば、喜怒哀楽の感情を自分でコントロールできない状態です。イライラしたり、不安な気持ちや情緒不安定になったりということは、生きていれば誰にでも起こる自然な反応の一部でもあります。

しかし、最近では、「単なる情緒不安定」とか「誰にでも起こる自然な反応」というだけでは片付けられない程に、自分自身の情緒の浮き沈みの激しさに翻弄され、日常生活に支障をきたすケースが増えています。最近では芸能人や著名人が情緒不安定をカミングアウトするなど、情緒不安定はますます身近なものになりつつあります。

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■情緒不安定につけられた新しい疾患名「全般性不安障害

劇的な発作に襲われることはないけれども、不安の種が次々と現れて、絶えずつかみどころのない強い不安や情緒不安定に苦しめられるとともに、身体や心にさまざまな不調が見られる場合、「全般性不安障害」に陥っている可能性が考えられます。

ちなみに「全般性不安障害」は最近つけられた新しい疾患名です。これまでは「不安神経症」と一括りにされていたものを2つに分けて、慢性的な情緒不安定や不安に悩まされている場合は「全般性不安障害」、急な不安発作を繰り返す場合は「パニック障害」と診断されるようになりました。

この全般性不安障害は、症状の中心が「不安」であるさまざまな障害です。誰でも不安を感じたり、情緒不安定になることはありますが、全般性不安障害の場合は、不安の対象がはっきりせず、度合いも極端です。急な不安発作、いわゆる「パニック発作」などは見られませんが、いつも不安な気分、身体的な不安症状が消えません。自分ではどうしようもない程、強い不安感に苛まれます。

例えば病気・事故・失敗などの将来起こるかもしれない(と仮定した上での)不幸を心配したり、自分ではどうすることもできない事柄を深刻に悩んだりと、他人の目にはナンセンスに見えるようなものが多く見受けられます。

全般性不安障害は、女性が陥りやすいケースが多いと言われており、20歳代での発症が目立ちます。

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■過度な不安が引き起こす「全般性不安障害」によく見られる症状

全般性不安障害の症状としては、過度な不安が運動系の緊張や自律神経系の過剰な活動、警戒心の強さなどがあります。そのために普通の日常生活を送ることができません。ここで言う「運動系の緊張」とは、一般的にふるえ、落ち着きのなさ、頭痛などになって現れます。

一方、「自律神経系の過剰な活動」は、呼吸が速くなる、発汗、動悸、消化器系の異常などになって現れます。また、「警戒反応」としては、焦燥感や驚き やすさなどがよく見られます。ほとんどの場合、心身症、パニック障害、うつ病などの他の疾患と合併して起こることが多いと言われています。

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■情緒不安定への対処方法

情緒不安定な状態に対処するには、まずは心療内科などで診察を受けたり、臨床心理士などのカウンセリングを受けることをお薦めします。効果的なサプリメントなどもあるようです。

また、日常生活において情緒不安定な状態を改善していくためには、下記のような点に留意することも大切です。
・規則正しい生活とバランスの良い食生活を心がける
・ストレッチやウォーキングなどの軽い運動を取り入れる
・入浴やアロマテラピーなどでリラックスを図る

ただし、人により、症状により、効果的な対処方法も改善のプロセスも違います。他の人のケースをそのまま自分に当てはめて考えるのは危険です。場合によっては、逆に状況を悪化させる可能性もありますので、信頼できる医師やカウンセラーを見つけ、アドバイスを受けながら、気長に改善を図っていくことが何よりも大切です。

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新型うつ病を改善または克服

2010-05-12

新型うつ病について

新型うつ病最近、よく聞かれるようになった「新型うつ病」。「仕事に行こうとすると、うつになる」など、特定の状況にのみ、うつ状態となり、それ以外の状況(仕事後や休日など)では、うつ症状がまったく発現しないことから、「単に仕事をサボりたい言い訳では?」と誤解を招かれやすい病気です。なってしまった当人にとっても、まわりの人にとっても、対応が難しいといわれる新型うつ病。だからこそ、早めに、しっかり対処していく必要があります。

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新型うつ病とは

新型うつ病」は2007年あたりから、20代から30代の若い世代に急増し、マスコミでもセンセーショナルに取り沙汰されているため、比較的認知度の高い精神疾患です。しかし、マスコミで情報が一人歩きしたこともあって、何かと誤解されることが多い疾患でもあります。まず、大きな誤解は「新型うつ病」という呼び名が、まるで病名のように、世の中で認識されていることです。実際には「新型うつ病」という病名は存在しません。そもそも、うつ病は症状や病気になる過程によって「メランコリー型うつ病」「双極性障害」「非定型うつ病」「気分変調症」の4つに大きく分類されるのですが、「新型うつ病」は、これらのうちの「非定型うつ病」および「気分変調症」に当てはまります。【このページでは便宜上、“「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))”で表記統一します】

そのため、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))は、従来型のうつ病に見られる症状と比べて特徴が大きく異なります。

従来の「うつ病」といえば、几帳面で真面目な人がかかりやすく、落ち込み、自分を責め、自殺に至る傾向が強いといった特徴が見られます。しかし、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))は、仕事中だけうつで、帰宅後や休日は普段通り活発に活動する。自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度を取り、休職しても会社や同僚にかける迷惑などあまり感じない、といった特徴が見られます。

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の症状に関して、基本的には抑うつ状態の精神症状は従来型のうつ病と共通しているものの、例えば、「自分が悪いと感じる」従来型と比べ、新型では、むしろ「他人が悪い」と感じます。また、食欲がわかない従来型と違って、新型では過食傾向になりがちです。

加えて、何をしていても楽しくないというわけでもなく、自分にとってストレス的な環境では抑うつ状態になりますが、自分が楽しいと感じることに対しては、楽しいと感じることができ、出来事に反応して気分が変わる「気分の反応性」が見られます。

このように「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の症状には、従来型のうつ病とは真逆の傾向が多く見受けられます。

<「新型うつ病」と「従来型うつ病」に見られる特徴の違い>

新型うつ病 従来型うつ病
苛立ちの対象 他人のせいにする 自分を責める
気分の浮き沈み 浮き沈みが激しい 継続して沈む
辛い時間帯 夕方 午前中
悪化する状況・場所 会社に行く 無関係
休日の気分・状態 元気になる 無関係
食事と睡眠 過食・過眠傾向 食欲不振・不眠傾向

<「新型うつ病」に該当する「非定型うつ病」および「気分変調症」の症状

■非定型うつ病の特徴

  • 自分にとって好ましいことや都合の良いことがあると気分が良くなる(気分の反応性)
  • 過食、過眠傾向がある
  • 疲労感と共に体の重さが見られる
  • イライラして落ち着かない
  • 社会不安(対人恐怖)の傾向がある
  • 人間関係に過敏で攻撃的になる等、激しく反応する傾向がある
  • 他人の顔色・評価を気にするため、他者の意見で自己評価が左右される
  • 自己中心的で他人に対する要求が多い性格傾向の人が発症しやすい

■気分変調性障害の特徴

  • 慢性的抑うつ状態が続くが、症状は軽度
  • 無気力、倦怠感がある一方、衝動的な自傷行為や自殺未遂をする場合がある
  • 規律や秩序に対して否定的で、集団との協調性は希薄なため、社会生活において過度なストレスを感じやすい
  • 自己愛が強く、他罰的で逃避的(回避的)な性格傾向の人が発症しやすい
  • うつ病の診断や治療に協力的だが、うつ病状の存在に終始しがち(うつを理由に、うつに依存し続けようとする)
  • 薬が有効でない場合も多く、治療をしても部分的効果しか得られない傾向があり難治性が高い

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■周囲からの誤解・批判を受けやすい「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の典型的な例として、次のようなケースが非常に多く見受けられます。「仕事での挫折やストレスがきっかけとなって、抑うつ状態となり、仕事になると、うつ病と同等の症状が現れるが、好きなことをしている時にはそれらの症状は現れない」といったものや、「自発的に精神科や心療内科を訪れ、診断書を書いてもらって休職し、休職中は趣味や旅行などを楽しみ、復職となると、うつ病と同等の症状が現れる」など、症状としては、とても「うつ病」とは思えない上に、端から見ると“自己中心的”としか見えないような行動が目に付きます。

このように、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))は、一見すると、やる必要のあること(仕事)から逃れたいがために、自主的に“うつ状態”をつくり出している「ズルい人間」のように見えることから、“自分勝手で人格的な未熟さを持っている人間がかかる病気”だと、新たな偏見を持たれる可能性があります。実際、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))に陥っている人の中では、症状の発現によって、会社や家庭の中で周囲が対応に困る存在になっているケースが多く見受けられます。
まわりから誤解・批判を受けやすい「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))ですが、実際に悩み苦しんでいる方たちがいるのもまた事実なのです。

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新型うつ病」(非定型うつ病)の診断基準

新型うつ病」(非定型うつ病)の診断基準としては、「気分の落ち込み」「興味や喜びの消失」「ボーッとしてやる気が起こらない」などの症状があり、さらに次のような特徴が見られる場合、「新型うつ病」(非定型うつ病)と診断されます。病院によっては「従来型」「新型」を区別して診断されないこともありますが、治療法や対処法に異なる部分があるため、注意が必要です。次の症状が当てはまる場合に「新型うつ病」(非定型うつ病)と診断されます。

<「新型うつ病」(非定型うつ病)の診断基準>
(DSM-IVの診断基準に基づいて作成)

前提として※DSM-IVによる「大うつ病性障害」の診断基準を満たした上で、

1.気分の反応性がある・・・楽しい出来事があると気分が明るくなる
2.次の特徴のうち2つまたはそれ以上当てはまる

  1. 著しい体重増加または食欲の増加
  2. 10時間以上におよぶ過眠
  3. 鉛様のまひ・・・手足が鉛のように重たい感覚
  4. 長期間にわたり人間関係において拒絶されることに過敏で、そのため社会生活に支障をきたす
※「大うつ病性障害(Major Depressive Disorder)」とは、米国の診断基準DSM-IV-TRで呼ばれている、いわゆる「(従来型)うつ病」のことです。 なお、大うつ病性障害の「大」は症状の程度の大小を示すものではありません。英語の「major」に当たる「主要な」「中心的な」という意味です。■DSM-Ⅳ-TR診断基準:大うつ病性障害(Major Depressive Disorder)
次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはまり、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること、且つ1)~9)の症状がA~Dを満たす場合に、大うつ病性障害と診断されます。1)抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。2)興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。3)体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。4)不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。5)精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。

6)易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。

7)無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。

8)思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。

9)自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。

A 混合性エピソード(躁うつ)ではない。

B 著しい苦痛を感じる、または社会的・職業的な機能障害がある(非常につらい、または日常生活に支障がある。)

C アルコールや薬物による作用や身体疾患によるものではない。

D 死別反応ではない(愛する人を失った後、症状が2ヶ月以内ならば離別反応と考えられます。)

※精神疾患の診断基準にDSM-ⅣとICD-10がありますが、どちらも箇条書の項目(症状)の数を数えて診断します。

※エピソード:症状が発現している状態

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新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の治療法

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の治療については、非常に難しいといわれています。多くの場合、薬物療法による治療が行われるほか、生活を改善するための生活指導や、考え方を整理しとらえ直すための心理療法が行われます。とりわけ認知行動療法は薬物療法と同等の効果があることが確認されています。

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))に使われる薬は、抗うつ薬(SSRI:セロトニン再取り込み阻害薬と三環系)を中心に、気分を安定させる気分安定薬や抗精神病薬、不安や不眠を改善する抗不安薬や睡眠薬などさまざまなものが選択されます。薬を飲むことで落ち込みやイライラが改善され、気分が安定して楽になります。治るまでに1年は続けて飲むことが必要とされています。「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))には、通常、うつ病に多く使われるパキシルなどのSSRIだけでは、有効性が低いことも分かっています。

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の治療においては、薬による治療に加え、生活リズムを整えるための生活指導や、考え方をとらえ直すための認知行動療法など、心理療法的なアプローチも重要です。

生活リズムについては、まず、規則正しい生活リズムを確立・維持し、家族と同じ時間に寝食を共にすることです。また、ネガティブな思考によって陥った心の過負荷状態には、毎日掃除をするなど、軽く汗をかく程度の運動を行うことで、心身バランスを取ることができ、薬物療法と同等以上の効果が期待できます。(詳しくは下記「ライフスタイルの確立」を参照)

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の患者さんの多くは、「周囲の人に自分のことが理解されていない」と嘆く傾向が多く見受けられます。こうした場合であっても、周囲の人間は、病気であることを認識し、病気を理解して接することが必要です。また、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の場合は、少し励ますことがかえって本人のためになります。決まった時間に起きて会社に行く。その日の課題をやり遂げさせる。かける言葉はやさしくても、心は厳しく持ちながら、本人の気力を奮い立たせるように接することが大切です。ただし、言葉に対して過敏なため、本人を傷つけるような言葉を避け、やさしく接することが必要です。また、精神療法として認知行動療法などが有効ですが、最終的には人格の成熟を促進するための、長期にわたる治療・育成が必要となってきます。

<認知行動療法プログラム(例)>

大切な人(親)から愛されているという認知の増強・確認
劣等感の除去
自己主張のスキル
自己の客観視の向上
ストレス・コーピング(ストレスヘの対処法)
情動コントロール

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新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))の改善に欠かせないライフスタイルの確立─生活リズムを整え、目的を持って生活すること

新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))は、生活のリズムを乱れたままにしておくと、症状がますます悪化してしまいます。改善に向けて、規則正しい生活を心がけることが重要です。また、「新型うつ病」(非定型うつ病(気分変調症を含む))では、昼間は目的を持って活動することが、リズムの乱れを改善するために効果的です。具体的な取り組みとして、次の5つが役立ちます。

  • できるだけ仕事へ行く

    多少つらくても、仕事に行ける場合には、時間どおり出社し、仕事に取り組むことです。やらなければいけないことに取り組むことが、精神の覚醒を促すため、体内リズムを正常化する手助けとなってくれます。好きなことだけやっていると、睡眠・覚醒のリズムが暴走し、逆効果になってしまいます。

  • 目標を持って毎日を生きる

    「今日はこれをしよう」「これをやり遂げよう」と、その日の目標を持って、毎日を生きることが大切です。「今日は、この本を読む」など簡単なことでOK。「何かをしないといけない」と自分自身で自覚を持つことが、昼間の覚醒を促し、生活リズムを整えるのに役立ちます。

  • 規則正しく生活する

    朝は早起きして、三度の食事を食べ、夜は12時前には就寝するなど、規則正しい生活を心がけることが必要です。私たちの体内リズムは、朝起きて光を浴びることで調整されます。目に光が入ると、脳の松果体から出るメラトニンという睡眠物質の分泌が抑制され、睡眠がリセットされます。これによって、1日24時間でサイクルする体のリズムが整います。

  • 掃除や片づけなど、整理整頓を習慣づける

    体を動かす方法として、掃除や片づけなどが非常に有効です。適度な運動になるだけでなく、「今日は机の片づけをする」ということが、その日の目標になってリズム調整にも役立ちます。部屋をキレイにすると達成感もあります。

  • ウォーキングなど外出して汗を流す

1日1回は外出して、太陽の光を浴び、散歩などで体を動かすようにします。ウォーキングなどの軽い有酸素運動をすると、それによって脳では気分を安定させる脳内物質の分泌が増え、気持ちが楽になります。

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有害物質

2010-02-02

有害物質による影響について

有害物質有機水銀による水俣病、有機カドミウムによるイタイイタイ病などの例を出すまでもなく、体内に入った重金属が神経組織をむしばむなどして、人間の健康に悪影響を及ぼすものであることは良く知られています。

また、私たちは重金属に汚染された海で育った魚介類を食べたり、汚染された水道水などを通じて重金属を知らない間に摂取しています。

さらに、カップ麺の容器からは、「スチレンダイマー」などの環境ホルモンが確認されています。
環境ホルモンはホルモンの受容体であるレセプターと結合し、本来の情報とは異なる情報伝達を行い、脳や神経系に障害を引き起こします。

こうした有害物質が体内に取り込まれ、微量の毒が排出されず、体内にどんどん蓄積されていってしまうことは、現在、大きな問題となっています。

人間はもともと肝臓や腎臓などで、体内に発生したり、取り込まれた毒物を無害化したり、体外に排出する働きを持っているのですが、 現在のようにその量があまりにも多すぎると処理しきれず、その積み残しが徐々に蓄積されてしまうのです。

そのため、私たちは毒素や不要物を体外に出していくことを考える必要があります。

もっとも簡単な手段は、毒物や不要物を体外に排出する機能を持つものを毎日食べることで、身体の中をキレイにしてしまうことです。

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