うつ・キレる・情緒不安定・不眠・摂食障害・依存症「心・精神・身体」の症状と問題を改善・克服するためのサイト

「心の病」その他の治療法

■薬物療法以外による「心の病」の治療法

「心の病」を改善する治療法としては、薬物療法以外にも様々な治療法があり、それらは薬物療法と併用されて、ほとんどの場面で用いられています。では、「心の病」を改善するその他の治療法とは、一体どのようなものなのでしょうか?ここでは、薬物療法以外の治療法について、様々な情報をご紹介したいと思います。

 

 

■精神療法とは?

精神科における治療では、薬物治療の他に「精神療法」が広く行われています。薬物療法に関しては、患者さんの状況によって使用しない場合もあるようですが、この精神療法は、ほぼすべての患者さんに用いられている治療法だと言われています。では、この精神療法とは、どのようなものなのでしょうか?精神療法とは、治療する医師と患者さんが共同で行う治療法であり、言葉や言葉以外の方法で心の交流を図ることを通して、心の病気になった原因を探ったり、患者さん自身がストレスに対処できる力があることに気付いていく治療法です。精神療法には、心理カウンセリングをはじめ、精神分析療法・行動療法・認知療法・自律訓練法・交流分析療法・芸術療法・遊戯療法・音楽療法・家族療法・森田療法など、様々な療法がありますが、これらの中から患者さんの病気や症状などに応じて最適な治療法が選ばれ、用いられています。「心の病」を発症する人は、ほとんどにおいて、ストレスの多い環境にいる場合が多く、同時に非常にストレスを受けやすいタイプである場合が多いと言われています。精神療法には、そうした過度のストレスによって、自分自身でストレスをコントロールする能力が著しく低下してしまっている”患者さんのストレスへの対処能力を回復させる”という役割があります。

 

■心理カウンセリングとは?

カウンセリングとは、医師や心理療法士、精神保健福祉士などの治療する人間が患者さんの悩みを聞いて、その悩みを共有し、患者さんが自らの悩みや問題を解決するための対処方法を見出す「援助」を行う方法です。しかし、一般的な人生相談のようなものとは異なり、精神疾患の治療で用いられるカウンセリングでは、単にアドバイスや解決法(答え)がもらえるということはありません。あくまでも患者さん自身が問題や悩みに対する解決方法を探り、そのための行動を行っていく上での「援助」を行うという一貫したスタンスがとられています。治療する側は、患者さんの行動を見守り、励まし、解決へのヒントを提示したりする「気付き」のサポートしてくれます。患者さんは医者や薬任せではなく、自分自身がその問題に取り組んでいくのだということを認識しておく必要があります。

 

■精神分析療法とは?

フロイトが創始し、欧米で発展した精神療法である精神分析療法は、自由連想によって無意識の心理過程を意識化し、洞察することで「心の病」の原因を取り除いていく治療法です。多くの場合、患者さんの幼児期の生活にまでさかのぼり、そこで両親をはじめとする様々な関係において無意識に追いやられた感情を探索します。これにより、トラウマや心のキズとなっている無意識的な葛藤を患者さん自身が自覚し、意識的葛藤に置き換える作業を行います。

 

■行動療法とは?

行動療法の背景には、「人間の行動の大半は、経験により学習されたものである」という行動理論があり、この理論に基づいて行われる治療法です。行動療法とは、問題となっている好ましくない行動のメカニズムを発見・分析したうえで、より好ましい行動へ変えていこうとする精神療法です。行動療法には、「系統的脱感作法」と「オペラント条件づけ技法」という代表的な2つの手法があります。「系統的脱感作法」とは、不安感や恐怖感が強い人に対して、それを上手にコントロールする方法を身に付けてもらうために行われる方法です。主に恐怖症や、パニック障害による広場恐怖、乗り物恐怖などで、日常生活行動に支障をきたしている人が段階的な行動を通して、成功体験を積むことで自信を持つことにより、障害を克服していきます。「オペラント条件づけ技法」とは、正の強化法に代表される道具的(オペラント)条件づけの原理、いわゆる「アメとムチ」の報酬学習を用いることにより、患者さんの問題となっている行動を修正する治療法です。

 

■認知療法とは?

認知療法は、アメリカの精神医学者ベックによって考案された精神療法です。これは、自分の思考や感情のパターンを知り、それをより柔軟性の高いものに変化させていくことで、気分の改善や社会への適応性を高める治療法です。人は誰もが自分の考えは正しいと思いがちです。それは、うつ病や不安状態にある患者さんも例外ではありません。しかし、患者さんは健康なときに比べ、状況を多面的に解釈することが困難になっています。そのため、認知療法の治療では、抑うつや不安などの原因である思考や感情の歪みを解決するために、認知という側面からアプローチし、そのパターンを修正することを通して、不快な感情の改善を図ります。ただ、ここで注意したいのは患者さんの否定的思考を肯定的・積極的な思考に転換することが重要ではないという点です。認知療法では、ある状況を見る視点はいくつも存在し、その中には患者さんの否定的思考よりも適応的・現実的な視点が存在し得ることを、患者さん自身が自覚できるように援助することが重視されています。また、誤った認知のパターンは、習慣となっているため、それを修正するには、継続的な努力と訓練が不可欠です。そのため、認知療法では治療セッション中だけでなく、日常生活が治療の場となります。

認知療法は、特にうつ病の治療法として注目を浴び、その後、パニック障害などの神経症人格障害摂食障害・薬物依存など、様々な症状に対して効果を持つことが研究により明らかになっています。

 

■自律訓練法とは?

この自律訓練法は精神療法でも、比較的多くのケースで用いられる治療法だと言われています。自律訓練法とは、患者さんが自分自身に暗示(自己催眠)をかけることで身体をリラックスさせ、それによって心の緊張を和らげていく治療法です。自律訓練法は、身体をリラックスさせることによって、内臓の働きをコントロールしている自律神経の副交感神経を優位します。副交感神経が優位になることで、ストレスで緊張している身体が安らぎ、それが心の癒しに繋がります。

 

■交流分析療法とは?

交流分析療法はアメリカの精神分析医であるエリック・バーンによって提唱された精神療法で、分かりやすく実用的な治療法だと言われています。交流分析療法とは、「ありのままの自分」と「今、ここ」という2つの原則に基づき、「過去と他者は変えられない。変えられるのは今と自分だけである」といった感じ方や考え方へと変化を促していく治療法です。この考え方は、人の成長を促進する哲学であるとも言われています。

交流分析療法では4つの分析が行われます。その基本となる「構造分析」では、人や物事に向き合う時の心理状態を「3つの自我(自分)」に分類します。1つは父親あるいは母親のような言動をとる「親」、2つ目が理性的に現実に即した言動をとる「大人」、3つ目が欲求や感情のおもむくままの言動をとったり、親や周囲の期待に合わせようとする「子供」です。これらをエゴグラムと呼ばれる指標を作成することを通して、患者さん自身の持つ自我状態を理解します。その他、他者との日常生活のやりとりを分析する「交流パターン分析」、対人関係間で繰り返される”悪い癖”を分析する「心理ゲーム分析」、人生をドラマに見立て、そのシナリオを分析する「脚本分析」などが行われます。これらの分析を通じて、患者さんが「ありのままの自分」で「より良く生きる」ことができるよう援助します。

 

■芸術療法とは?

芸術療法とは、うつ病などの治療法に用いられる精神療法で、絵や粘土細工などの言葉以外の様々な表現手段によって、人間の行動の背後にある言語化されにくい情緒や欲動・願望・幻想などを適切な媒体を通して表現することで、患者さんの心の状態に働きかける治療法です。そのため、芸術療法では、芸術的・美的な作品をつくることが目的ではなく、あくまでも心の苦悩の癒しや、感情の解放が目的となります。ですから、完成した作品の完成度(結果)よりも、それをつくり上げていく過程の方が重視される場合も多くあります。患者さんは、芸術療法を行うことにより、無意識あるいは意識的に抑圧され、表現していなかった感情や思考などを表現していくことができるようになります。芸術療法には、絵画・粘土・陶芸・箱庭療法・彫刻・写真・連歌・詩歌・俳句・なぐり描き・自由画・心理劇・ダンスなど、様々な種類があります。各療法の中には、心理テスト的役割を持つものや、楽しみとして行うレクリエィション的役割を持つものがあります。

 

■遊戯療法とは?

遊戯療法とは、主に12歳以下の子供に対して用いられる精神療法です。言語表現力が未発達でカウンセリングなどの治療が難しい子供に対して、言葉の代わりに遊びを媒介とすることを通じて、心の状態を明らかにし、子供の心理的・行動的障害に改善をもたらします。子供は遊びで自己を自由に表現させることで、自己に目覚めていきます。そのため、子供の遊戯活動は、自己表現の基本であり、同時に人間性回復のための重要な手段だと言われています。治療者は、ある遊びを準備して子どもにそれをさせるというのではなく、一定の時間と空間を用意して、子どもが自発的に遊ぶことを見守り、子どもの求めに応じてそれを手伝ったり、一緒に遊んだりします。治療者に見守られて遊ぶ中で、子どもの自己治癒力が働き、その結果として、子ども自身が自分の心理的問題を解決し成長していくことに繋がります。遊戯療法は、遊具や遊びの種類などから、2つに分類されます。1つは最小限の制限しか行わず、多数の遊具を自由に選択させて子供の好きなように遊ばせる「自由遊戯療法」。もう1つは特定の遊具だけを用意して、子供に遊ばせる「制限遊戯療法」があります。

 

■音楽療法とは?

音楽療法とは、音楽が本来持っている心理的・生理的・社会的な働きを活用して、心理的な悩みの解決や「心」の成長・発達の援助、生きる意欲を高めることを目的とした精神療法です。患者さんは言葉にならない自分の気持ちを音楽によって表現することで、適切な自己表現の方法や対人関係を学んでいきます。また、様々な音楽表現を試みることによって、自分の心を解放したり、知的な機能を働かせたり、自らの感情に触れたりすることで、心が豊かになり、創造性や自発性の育成に繋がります。音楽療法には、音楽を聞くことでストレスの緩和、リラクゼーション効果などを得る「受容的音楽療法」と、歌う・楽器を鳴らす・即興演奏・作曲など、自ら音楽を演奏することで改善効果をもたらす「動的音楽療法」があります。

 

■家族療法とは?

家族療法とは、精神疾患を患う患者さんだけではなく、患者さんの家族全員を対象としてカウンセリング治療を行う精神療法です。家族療法では、患者さんの精神疾患の原因は本人だけでなく、「家族それ自体が病んでおり、家族システムが機能不全に陥っている状態だと、最も感受性の強い者が問題行動を起こす」と考えられています。この考え方に基づき、患者を含む家族全員の交流パターンから、その原因を探っていきます。

特に精神疾患の患者さんを抱える家族の場合、その症状と長い治療期間により、患者さんのみならず家族も悩み苦しむ場合が多々あります。また、患者さんに家族との依存と自立をめぐる葛藤があるなど、再発の一因に家族関係の歪みが関与しているケースも少なくないようです。そのため、家族療法を導入することが、家族一人ひとりの相互理解を深めるきっかけとなり、新しい信頼関係をつくる努力を始めることによって、より好ましい家族間の情緒交流が可能となります。その結果、家族全体に健全な関係性が構築され、患者さんにとっても、家族が本当の意味で心強い支援者となり、早期の改善や再発の防止にも繋がっていきます。患者さんにとっては、日々の生活そのものが治療の場であり、治療には患者自身による「自分への肯定」が不可欠です。そのため、家族の理解や協力は、患者さんだけでなく、家族にとっても必要なことなのです。

 

■森田療法とは?

森田療法とは、患者さん自身が病気への不安をあるがままに受け入れ、その根底にある生きることへの欲求を建設的な形で発揮するよう促し、症状の改善を目指す精神療法です。森田療法では、その治療過程を4つに分類しています。1つ目はただひたすらベッドで寝て何もしない第1期(乳児期)、2つ目は軽い作業をする第2期(幼児期)、3つ目は重い作業をする第3期(学童期)、4つ目は社会復帰に向けた準備をする第4期(思春期)です。患者さんは、これらの成長過程の再体験を通じて「ありのままの自分で生きることの大切さ」を理解していきます。

 

このページのトップへ▲
うつ むきかげんの気持ちに/ヌーススピリッツ
ホットヨガ入会キャンペーン|進化するヨガ 〜ホットヨガスタジオLAVA 太陽と大地のエネルギー凝縮!スーパーフルー「アサイー」
【タイムセール実施中】Oisixのおためしセット|有機野菜などの安全食材宅配 Oisix(おいしっくす) 働く女性のための訪問型リラクゼーションサービス「イエテラピー」
海外ホテル・国内ホテル・格安ホテルを予約 | ホテルズドットコム (Hotels.com Japan) シャレー・ラ・ネージュ みなかみ ペンション
このページのトップへ▲