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ストレスとは何?ーストレスの解決方法

●ストレスとは何なのか?

もちろん、あなたも「ストレス」という言葉はよく耳にして、聞き慣れていると思います。でも、人から「ストレスって何?」と改めて聞かれると、「なんとなくは分かるけど・・・」とか「漠然としていて、あまりよく分からない」という感じではないでしょうか。だからこそ、ここで改めて知ってほしいのです。「心」と「身体」の病気を防ぐために、その原因である「ストレス」を理解しておくことはとても大切なことです。原因を理解していれば、自分の状態を知ることも、その対処法だって考えることができますから。

ここでは、この「ストレス」についてあなたに知っておいていただきたい様々な知識や情報をご紹介したいと思います。

 

■「ストレス」の由来

まず、「ストレス」という言葉がどこから来たのか、その由来をお伝えします。

「ストレス」という言葉はもともと物理学の用語で、「物体のゆがんだ状態」のことを意味します。具体的には、ゴムボールを手で強く握りしめたとき、ボールに圧力がかかって、ゆがんだ状態になることを「ストレス」と言います。このときボールをゆがませている手の力を「ストレッサー」と言い、これがストレス状態を引き起こす要因です。そして、この概念をカナダのモントリオール大学教授であり、世界的な生理学者のハンス・セリエ博士が医学の世界に応用し、1936年に「ネイチャー」という雑誌に「ストレス学説」として発表したことから、医学界でも使われるようになり、現在に至っています。当初は「ストレス」と「ストレッサー」という言葉は区別されて使われていましたが、現在では厳密に区別はせず、総称して「ストレス」と呼ぶことが多いです。

ここで「ストレス」という言葉で辞書を引いてみると・・・

【ストレス】:広辞苑第4版より抜粋

種々の外部刺激が負担として働くとき、心身に生ずる機能変化。ストレスの原因となる要素(ストレッサー)は寒暑・騒音・化学物質など物理化学的なもの、飢餓・感染・過労・睡眠不足など生理学的なもの、精神緊張・不安・恐怖・興奮など社会的なものなど多様である。

俗に精神的緊張を表す。

【ストレス学説】:広辞苑第4版より抜粋

ストレスに伴う心身の機能変化を下垂体-副腎系の反応を軸として説明したセリエの学説。

・・・となっています。

つまり、厳密に言うと「ストレス」は「ある刺激が心身に加えられたとき、その心身に生じるゆがんだ(負荷のかかった)状態」を指し、「ゆがませる(負荷をかける)原因となる刺激」を「ストレッサー」と言うのですが、私たちが一般的に「ストレス」という言葉を使う場合は、主にこの「原因となる刺激=ストレッサー」のことを指しています。

 

■「ストレス」の正体

では、「心」と「身体」に悪影響を及ぼす原因となるストレス(ここで言う「ストレス」とは、どちらかと言うとストレッサーのことです)は、具体的にどのようなものとなるのでしょうか。私たちが日々を生きている日常(人生)に当てはめて見てみましょう。

ストレス(ストレッサー)は大きく分けて3つに分けられます。

  1. ・物理化学的ストレス(ストレッサー)
    暑さや寒さ、ケガ、気圧の変化、振動や騒音、化学物質などによる物理的な刺激
  2. ・生理的ストレス(ストレッサー)
    過労、睡眠不足、飢餓(栄養不足)、病原菌の侵入などによる生理的な刺激
  3. ・心理的ストレス(ストレッサー)
    人間関係でのトラブル、精神的な苦痛、緊張、興奮、不安、恐怖、怒り、悲しみ、喜びなどによる心理的な刺激

 

■私たちが「ストレス」から逃れられない理由

こうした上の内容を見て、あなたはこんなふうに思ったかもしれません。「よく考えたら、当たり前のことばかりをストレスと呼ぶんじゃないか」と。そうなんです。つまり、「ストレス」とは、暑い・寒いという環境条件や、会社・学校・ご近所づきあいをはじめとする人間関係のように、私たちが生きていく上で、必然的に出くわしたり、起こったりしている出来事や状態のことなのです。だからこそ、この地球上に生まれてきたら、必ず感じざるを得ない刺激ばかりなのです。このページへの導入部分で「私たちは生きている限り、決してストレスから逃れることはできない」とお伝えした理由はここにあります。これを知って「なんだ、そんなことなのか」と思った方も、「どうしようもない苦しみの原因からは逃げられないのか」と思った方も、ちょっと待ってください!決してここで読むのをやめないでください!

 

■「ストレス」がなければ、私たちは生きられない

ここからが重要なことです。確かにこの世の中に生まれた以上、ストレスは当たり前に存在しますから、どんなに否定しても無くなるものではありません。でも、だからと言って必要以上に恐れたり、絶望したり、落胆しないでください。そんな必要はまったくありません。なぜなら、ストレスには、私たちにとって良いストレスと悪いストレスがあるからです。これが何を意味するのかをお伝えする前に、是非知っておいていただきたいことがあります。それは、「ストレスという刺激がまったく存在しない状態があるとしたら、人はどうなるのか」ということです。ストレスがまったく存在しない状態とは、ストレスの原因である刺激(ストレッサー)がまったく存在しない状態のことです。そして、この状態を敢えて人工的につくり出し、実験を試みた例があります。

この実験は、精神的にも肉体的にも全く健康な一人の人間に、何もない真っ白な部屋で、音もまったく聞こえない完全に外部からの刺激が存在しない状態でひたすら過ごしてもらうというものでした。その人はどうなるかというと、次第に落ち着かなくなり、身体的な機能も乱れ始め、徐々に意識が保てなくなって、そのままいくと最後には発狂してしまうということでした。

このことからも分かるように、人は常にある程度のストレスが存在していなければ、正常に生きることはできないのです。だからこそ、ストレスすべてが一概に悪いとは言い切れないのです。

 

■「良いストレス」と「悪いストレス」がある

これまでを通じて、ストレスが何者なのか、また、ストレスからは逃げられないが、一概に悪いものではないことが分かりました。そして、ストレスには私たちにとって良いストレスと悪いストレスがあるとお伝えしました。では、この「良い」と「悪い」には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

まず、「良いストレス」とは、夢、目標、スポーツ、よい人間関係など、向上心を奮い立たせてくれたり、励みとなったり、自分の人生を生きていく上で、成長の原動力となるような適度な刺激です。こうした「良いストレス」が少ないと、人生は豊かになりません。

では、逆に「悪いストレス」とは何かと言うと、同じ刺激であっても、適度な刺激ではなく、自分の許容範囲量を超えてしまうほど過度な刺激のことです。例えば、負担のかかる人間関係や過労、不安などで、こうした「悪いストレス」を貯め込んでしまうことで、自分の心や身体が苦しくなったり、嫌な気分になったり、やる気をなくしてしまうのです。私たちにとって、「良いストレス」は歓迎すべきものですが、「悪いストレス」はどうにかしなければなりません。

 

■逃げられなくても、ストレスはコントロールすることができる

ここからがストレスに対処していくためのお話です。これまでお伝えしたようにストレスとは、世の中に生きている以上絶対的に存在します。もちろん、「良いストレス」は問題ありませんが、「悪いストレス」をただ指をくわえて放っておく訳にはいきません。でも、心配する必要はありません。なぜなら、ストレスはたとえに無くすことはできなくても、コントロールすることができるからです。そして、コントロールすることで、ストレスは軽減もしくは解消することができるのです。

では、ストレスをコントロールするとは、どういうことなのかをご説明しましょう。私たちが通常感じている「ストレス」(=刺激)とは、「悪い」ストレス、つまり「過度な」刺激です。自分の許容範囲を超えていることが問題なのですから、「適度な」刺激、つまり「良い」ストレスにまで刺激の程度を落とすことができれば良い訳です。具体的には、例えば、上のストレス分類の1つ目にある寒いや暑いなどの「物理化学的ストレス」の場合だと、衣服の脱ぎ着やエアコンで適切な温度に調整することで「快・不快」をコントロールすることができます。また、過労や睡眠不足、感染などの「生理的ストレス」は、規則正しい生活リズムを維持し、適切な栄養バランスの食事を心がけることで軽減・解消できます。この上記の2つはほとんどの場合、ストレスの原因に対する物理的な対処(具体的な行動)をとることで、かなりのコントロールが可能です。

 

■ストレスの中で一番問題となるのが「心理的ストレス」

しかし、こうしたストレスの中でも、特に私たちが最もコントロールしにくいと言われるストレスがあります。それが上のストレス分類の3つ目にある「心理的ストレス」です。そして、この「心理的ストレス」こそが、現在私たちが生きている社会の中で、最もストレスを感じ、悩みの種となっている原因です。しかし、上記の2つと同様、この「心理的ストレス」もコントロールすることができるのです。でも、あなたは「それはムリだ!」と思うのではありませんか?「いくら学校や会社の人間関係でイヤな思いをしたからと言って、その人間関係をやめる訳にはいかないでしょう!」と。それは当然です。もちろん、私たちは長い人生の中で「イヤなことがあったり、心が傷ついたり、挫折する」ことも多々あります。しかも、大半はこの人間関係から起こってくることがほとんどです。だからといって、上記の「物理化学的ストレス」や「生理的ストレス」のように(エアコンのスイッチを入れるように)物理的な対処をしようとすると、この「心理的ストレス」をコントロールすることは非常に難しいものとなってしまいます。なぜなら、例えば、ある人にとっては、物理的な対処をすることが「この人間関係」をやめて、「別の人間関係」に乗り換えようとすることになるかもしれません。もちろん、これも場合によっては可能ですし、ときには有効なこともありますが、「人間関係」を取り替え続ける訳にはいきません。また、別の場合は、こうした人間関係の中でイヤな思いをする(上手く関係を築けない)原因は「自分自身」にあると考えてしまうかもしれません。しかし、「自分自身」にダメ出ししても、「自分」を取り替えることはできません。自信を失い、自己嫌悪し続けるしかありません。そして、極端な場合は最終的に「人間関係」や「自分」そのものを拒絶することになり、現実逃避へと繋がってしまいます。

 

■「心理的ストレス」を解決するのが「ものの見方と考え方」

しかし、これでは社会の中で一人の社会人として、また人間として、健全に生きていくのはあまりにも困難です。ですから、「心理的ストレス」をコントロールするには、物理的・環境的な何か自分の外にある具体的なものを変えることでは解決できないのです。では、どうすれば良いのでしょうか?

それはあなたの意識、つまり「ものごとに対する考え方や見方」に大きく関係しているのです。ここで、もう一度ストレスが何なのかということに立ち戻ってみると、良いストレスは自分の外部から受ける「適度な刺激」であって、悪いストレスは「過度な刺激」ということでしたよね。つまり、ストレスは程度の問題ということになります。ではこのストレスのどこまでが「適度」(=良い)で、どこからが「過度」(=悪い)なのでしょうか。実は、それは一概に決めることはできないのです。なぜなら、ストレスとは、日常生活の様々な環境や人間関係の中で「感じる(認識・反応する)」ものだからです。この「感じる(認識する)」ものには、いろいろなものがあります。例えば「イイ香りだな」とか、「あの人は素敵だ」、「ここは寒い」とか「この考え方が好き」とか。こうした「感じる(認識・反応する)」ものは、人によってそれぞれまったく感じ方(捉え方)が違います。あなたの「好き」と感じているものを、別の人は「嫌い」と感じたりします。つまり、それと同じように、ストレスも人それぞれの感じ方によって、「良いストレス」と感じたり、逆に「悪いストレス」と感じたりする、非常に個人的で主観的な「ものの見方や考え方」、つまり「感じ方(認識・反応)」に左右されるものなのです。

 

■「ものの見方」と「感じ方」を変える

だからこそ、この「心理的ストレス」をコントロールするには、「感じ方(認識・反応)」を変える必要があります。この「感じ方(認識・反応)」を変えるには、私たちの「ものの見方や考え方」を変えていく必要があります。しかし、これは皆さんが思っているように、そう簡単なことではありません。簡単に言えば、「性格を変えろ」と言っているようなものですから。しかし、これからお伝えする1つの「考え方」を取り入れてみることで、あなたの「ものの見方」ひいては「感じ方」に大きな違いを生み出すことができるかもしれません。

それは、こういうことです。私たちは、普段何気なく生活しているときには、自分自身が持っている「感情」や「考え方(思考)」「感覚」「身体」などといった様々なパーツ(部分)を総合して「自分」と感じています。そして、これらは基本的に人間関係や環境という外界からの何らかの刺激を受けることによって、結果として「心」という媒体を通じて「感じる」ものと言えます。

 

■「心」はあなたが使う「乗り物」

これを踏まえた上で、こんなふうに考えてみてください。もし、目には見えないけれども、「心」というものがあるとしたら、その「心」はあなた(自分)自身ではないと。そして、その「心」はあなたが自分の人生を生きていく中で使い慣らしていくべき「乗り物」だと考えてみるのです。これを分かりやすく言えば、車の運転に例えることができるかもしれません。ここでは「ドライバー」が「あなた自身」で、「車(乗り物)」が「心」にあたります。車という乗り物を初めて運転するとき、最初は誰もが下手くそです。思うように進んだり、曲がったり、バックしたりはできません。エンストなんかも当たり前です。しかし、それでも上手く運転できるようになりたいと思い、なんとか乗りこなそうと根気よく努力を続けます。すると、何度も上れなかった坂道発進ができるようになるのと同じで、徐々にいろいろな状況に応じて車を上手に乗りこなせるようになります。これと同じように、私たちの「心」も自分の「乗り物」だと考えてみるのです。

 

■全ては乗りこなすためのレッスン

「心」を乗りこなすという考え方が持てるようになると、学校や職場、近所付き合いなどの人間関係や環境で受ける「心理的ストレス(刺激)」に対する自分の感じ方(認識・反応)には、「どんな癖や傾向があるのか」、「どんなときに傷ついたり、不機嫌になったりするのか」、といった自分の弱点はもちろん、それだけでなく、「どんな状態のときに自分らしくいられるのか」という強みまでも分かるようになります。そして、それらを見た上で、自分の克服していきたいものがあれば、周囲の人間関係や出来事の中でクリアしていくレッスン(教習課程)として見ることができるようになります。また、強みであれば、既に自分自身が持っている長所ですから、これからの人間関係をより健全で、素晴らしいものにしていくために役立つ資質として、さらに伸ばしていくこともできるのです。

だからこそ、自分の「心」を乗りこなすという考え方ができるようになると、自分自身の置かれている状況や人間関係、仕事という人生環境の中で、その都度起きてくる様々な出来事(刺激、つまりストレス)に対する感じ方(反応)そのものを、次第にコントロールできるようになってくるのです。

 

■「心」も「ストレス」も長いおつきあい

ただ、「心」と車には1つだけ違いがあります。車という乗り物は、怖い想いをしたり、乗りたくないと思えば、いつでも降りることができますが、「心」という乗り物からは降りることができないということです。「心」を乗り物(道具)として使いこなしていくことは、同時にストレスをコントロールするだけでなく、克服していくことでもあります。つまり、人生において、ひとりの社会人として、また人間として、成長していくことでもあるのです。ですから「心」は「ストレス」と同じように長いつきあいになります。だからこそ、焦る必要はまったくありません。じっくりと「心」を乗りこなしていけば良いのです。

 

■「心」と「身体」はあなたの大事な「乗り物」

そして、この感覚が分かってきたら、「心」と同じように「感情」や「考え方(思考)」、さらには「身体」までも、自分が使い慣らしていく「道具・乗り物」と考えていくことをお勧めします。この方法を実践することで、結果的にあなたのことをあなた自身でケアしてあげられる習慣が身に付きます。なぜなら、自分の「愛車」が汚れたら、キレイに磨き上げますし、調子が悪かったら、壊れて動かなくなる前に、早めにチェックして対応しますよね。是非、あなたも「心」や「身体」を、自分の「乗り物」として、大事に扱う習慣を身に付けましょう。

 

■最後に

ここでご紹介した「考え方」は、あくまで「心理的ストレス」をコントロールする1つの方法でしかありません。ですから、この方法がすべての方に最適かといえば、一概にそうとは言えません。なぜなら、「この方法が自分に合う」と感じるかどうかは、上記でもご説明したように、人それぞれだからです。

また、誰にとっても「ものの見方や考え方」に新たな方法を習慣として取り入れるには、それなりの期間、意識してやり続けることが必要です。そのため、時間がかかります。しかし、私たちの意識の根底に関わることだからこそ、それを習得するのに時間が必要なのです。また、だからこそ、根本的な問題点に対する改善策の1つとして考えることができるのです。

しかし、それでも、一度取り入れてみることをオススメします。何事もそうだと思いますが、まず試してみて、自分にとってそれが合うと思えば、採用すれば良いわけです。合わなければ、採用しなければ良いのです。つまり、洋服の試着と同じことです。自分に似合う洋服を見つけるのに、私たちはいろいろなタイプの洋服を試着しますよね。それと同じです。食わず嫌いをしていては、新しいもの、良いものに出会うことはできませんから。是非、一度試してみていただきたいと思います。

 

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